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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

タヌキ,キツネ
1936年 福井県
狸や狐につかれたり、だまされたりするのは、すべて女である。狸のついた女は布団をかぶってナマコのキンコを3杯も食べる。ボタモチやアブラアゲを食べたいと言い、それを与えると、山へ逃げて、ベタとこけ直るという。

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キツネ
1961年 静岡県
頭の鈍い女が、山に行って弁当を食べていると狐がつく。つかれた女の人が食べても、実際には狐が食べる。また、女の口を借りて狐が物をいう。その狐を落とすには鉄砲で脅す。狐が離れるときには体が震える。そして「行く」というところで転ぶと離れる。
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タヌキ,(ゾクシン)
1915年 愛媛県
一杯飯を食べると狸に化かされるという。
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タヌキ
1993年 香川県
あるおじさんに狸が憑いていた。狸が、家族5人で食べるというので、うどんを7わ作ったら、その人は全部食べてしまった。その人は狸がもとで死んだ。狸は腹の中に入ると臓物を食べる。
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キツネ
1975年 埼玉県
昔、長慶寺の住職が葬式の帰り土産にボタモチを貰ってくろにた山を通って帰宅すると、ボタモチは皆馬糞に変わっていたという。
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ダイコン
1958年 東京都
10月9日には亥の子ボタモチを作る。カエルがボタモチを背負って帰る。それを見て大根がドーレと首を出す。
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タヌキ,キツネ,ムジナ
1987年 岐阜県
切立のあたりの山には狐、狸、ムジナが多くいたので化かされたという話が残っている。狐は娘になって人をだまし、狸は坊主になってだますという。
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ダイコン
1958年 東京都
馬引沢では亥の子のボタモチはオエビス様にあげる。この日にはカエルが重箱にボタモチを入れて大根の所に背負って行く。すると大根が、早くボタモチを持ってこないかなぁと首を伸ばす。だからこの時期になると大根が地面の上に出てくる。
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ダイコン
1958年 東京都
一宮では、亥の子のボタモチがおいしくできると大根が首を出すから、来年も大根のできが良いようにと言ってボタモチを作る。
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タヌキ
1958年 徳島県
夜道を歩く際「狸汁を三杯吸うて」といえば狸に化かされない。
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タヌキ,キツネ
1997年 福井県
狸が化けるのは坊さん、狐が化けるのは女の人、という。
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テング,タヌキ
1960年 三重県
天狗や狸は連れて行った人に何かを食わせる。狸はボタ餅とお茶など。連れて行かれた人がそう言っていた。
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キツネ
1983年 東京都
朝、馬の飼い葉を取りに行ったとき、男が行方不明になった。見つかった男はうどんをもらって食べたと言うが、ミミズだったらしい。馬糞をボタモチだと言われて食べさせられることもあるそうだ。
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タヌキ
1985年 和歌山県
狸もよく人をだます。昼寝などをしていると「ホイホイ、飯だぞ」とまるで人が言うようなことを言ってだますという。今でもこういうことはあるという。
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タヌキ
1943年 香川県
話者(広瀬)のうちの大松の下を夜通ると狸が化かす。それは、昔山の中にある権現さんに住んでいた正さんという女の狸が大松の狸へ嫁入りしたのだが、人が通るとその嫁入り狸を人が取りに来たと思って、男の狸が化かすのだという。
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タヌキ
1932年 兵庫県
狸は疱瘡の病人のところにかさぶたを食べに来る。赤い手ぬぐいをかぶっていると狸が寄り付かなくなるという。
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キツネ
1938年 青森県
絶対に狐にだまされないぞと言っていた3人の若者が狐のいるところへ行ったが、やはりだまされた。
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タヌキ,キツネ
1997年 福井県
狐と狸が化かし合いをした。狐が嫁に化けていくと、狸はぼた餅に化けていた。狐がぼた餅を食べようとしたので、「キッちゃん、タのうよの」(狐さん、狸ですよ)と言い、狸の勝ちになった。話者が祖母から聞いた話。
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ムジナ,タヌキ
1990年 秋田県
くらんさという山にすむ狢(狸)を退治するために、狸の入っている穴らしきものをいぶしていたら、男の人が出て行った。それが狸だったという。
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ダイコン
1958年 東京都
瓜生では亥のボタモチをオエビス様にあげる。この日、カエルが重箱にボタモチを入れて背負ってあぜ道をあるく。すると大根が「もう亥の子か」と言って首を出す。
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キツネ,タヌキ
1981年 和歌山県
昔、狐や狸に呼ばれることがよくあった。
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キツネ,タヌキ
1965年 兵庫県
狐と狸が化かし合いをして、狐は美人に化けたが、狸は小豆ご飯の握り飯に化けた。狐が握り飯を食べ、狸の負けになった。
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