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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カッパ
1915年 大阪府
結核の薬を売っているお店がある。商標は河童の像で、両足を投げ出し両手で結核の木牌を支えている。この薬は、この店の主人が河童の夢想により発見した薬だという。

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カッパ
1980年 秋田県
カッパが馬の尻尾に絡み付いて捕まり、よい薬を教える約束で許してもらった。河童の薬はとてもよく効く。
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カッパ
1964年 福島県
河童が馬に食いついたので引き上げいけどりにした。河童はそこいの薬(魚の目の薬)を教えるから助けると言うので、教えてもらって助けた。
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ベンテンサマ,ジャシン
1979年 茨城県
春先に野原燃しの直後に薬種問屋に美人が現れた。やけどの薬を所望したが、美しいので皆がうっとりしている間に消えてしまった。店の主人が後を追わせると、弁天堂で消えていた。恐らく弁天様が焼けて怪我を負ったので、女に化けて薬を買いに来たのだろう。
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スッポン
1976年 京都府
中京の者が3人連れ立って鼈を食べに行ったが、店に入ったら急に食べたくなくなったと3人とも店を出た。帰り道になぜ食べたくなくなったのか尋ねると、店の炬燵で鼈が寝ていたので驚いてよく見ると、店の亭主だったのがわかり、恐ろしくなったという。
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ネコ
1954年 山形県
富山の薬売りが馴染みの農家に滞在していたが、毎晩ご馳走が消えてしまう。薬売りが見張ると、同家の年経た飼猫が食べていた。家人に知らせて猫を殺し庭に埋めた。翌年、薬売りに庭先の南瓜を食わせると急死してしまった。南瓜の根は猫の骸骨の眼窩から出ていた。
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カッパ
1967年 長野県
川で馬を洗っていると、下から河童が引き込もうとした。しかし馬の手綱に絡まった河童は陸に上がった。人々が手打ちにしようとすると命乞いをする。代わりに薬の調合を教えてもらう。その薬は評判となり後々まで財をもたらした。
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ヘビトカエル
1956年 宮城県
薬売りがある晩、田んぼ道を急いでいると、1匹の大蛇がビッキ(蛙)を今にも呑もうとしていたので、「そのビッキを逃がしてやったら俺のオガダ(嫁)にしてやる」というと蛇はビッキを放した。3日ほどあと、17,8の美しい娘が薬売りの寝所に来て「あなたのオガダになるから側に寝させてくれ」と裸になって床に入ってきた。次の晩から毎晩同じ時間にやってきて、だんだん薬売りはやせていった。ご祈祷しても治らず困っていたところ、ある夜少し年取った女がきて、「わたしは助けてもらったビッキだが、今夜あの娘がきたら、今自分は病気で苦しい、それを治すために辰巳の方角の山にある大きな木のワシの卵をとってきてくれ、と言え」と話して去る。薬売りがそのとおりに言うと、娘は蛇となり木に登り卵をとろうとしたが、枝が折れて下に落ちていくところを大ワシが飛んできて蛇の目をついて殺した。それで薬売りの病気は治ったが、蛇は執念深いものだということだ。
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カッパノミョウヤク
1986年 埼玉県
河童がいたずらのお詫びに傷薬の作り方を教えてくれた。
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カッパノミョウヤク
1986年 埼玉県
河童がいたずらのお詫びに傷薬の作り方を教えてくれた。
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1986年 埼玉県
河童がいたずらのお詫びに傷薬の作り方を教えてくれた。
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カッパ
1935年 静岡県
片腕を取られた河童が、交換してほしいといって特別の薬を教えた。
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ゴウライ,(カッパ)
1977年 和歌山県
ゴウライの絵を描いた薬があり、これはどこかの寺にゴウライが言い残した薬で、打ち身などに効いたという。
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サル,ダイジャ,ナメクジ
1973年 香川県
ある池の端にきれいな娘が出るが、その娘に見られると夜にはたいてい食べられてしまうといった。ある薬売りが池を通りかかる前に、猿が泣いていたので腹痛の薬をあげたところ、襖に何か放り込んでいった。その晩、薬売りが宿の納屋の隅で休んでいたところ、大蛇が来た。大口を開けたので猿がくれたものを放り込むと、蛇は逃げていった。夜が明けてから宿の亭主と確かめに行くと、猿がくれたものは蛇にとっては毒であるナメクジだった。
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カッパ
1995年 群馬県
葦毛淵の河童に引かれた馬が家まではねてきた。河童を助けてやるかわりに火傷の薬を教わった。
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キツネ
1940年 滋賀県
狐の一家の面倒を見てやった善養寺の者は、お礼として薬の製法を伝授された。それで作った薬は大変好評で、お金持ちになった。狐自らが売り広めに回ったという。
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カッパ
2002年 山梨県
農家の池の河童が毎夜厠に現れて手を出すので、包丁で手を切り落とした。傷薬の薬方と引き換えに腕を返した。その河童と関係する河童石というものがあった。
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カッパ
1936年 岩手県
昔、矢川という川のほとりで馬を川に入れていると、急に馬が驚いて厩に逃げ込んだ。見に行くと手綱に河童がからみついていた。河童は自分の宝物のサラをやるから許してくれといった。これを削って飲めば打ち身やくじきが治る整骨の薬になるという。その功能は高く、名薬といわれた。
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カッパ
1927年 長野県
河童から小石をもらい、それを削って調合する口中薬を売り出す家があった。
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フグノコ
1999年 兵庫県
神戸のある下駄屋に頭ばかり大きくて足が立たないカタワの子供がいた。その頃から店がはやりだし、昭和14年頃には評判の店になった。
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ネコノアタマ
1939年 長崎県
猫の頭を黒焼きにして食べると、癩病の薬になるといわれている。
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クスリ
1980年
竹生四郎という人が頭痛に悩んでいたところ、ある法師が作る薬は万病に効くと聞いて行ったところ、法師は打ち身と診断する。そのような覚えはなかったが、法師を信用して処方された薬を飲むと次第に鼻が縮んで、結局鼻が無くなってしまう。理由のない薬は飲んではならないということだ。
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