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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ユウレイ,ハハ
1933年 大阪府
朧月夜の晩の事、ある老婆が、格子越しに豆腐屋の中を窺っている女性に出会った。髪は乱れ、顔の青い30歳前後の女性であったが、ふとした瞬間に姿を消した。きっと、数日前に亡くなった豆腐屋の女房が、幼い我が子を見に現れたのだろうと噂になった。

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キツネ
1981年 京都府
招善寺の下辺りで豆腐屋がよく狐にだまされていたのを畑仕事の農夫たちがよく見たという。畑の端に狐が座っていて、立てた尾を左右へ振ると豆腐屋も「豆腐。豆腐」と言いながら右往左往していたという。
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キツネ
1989年 群馬県
豆腐屋の帰りに油揚げをとられた。狐の仕業。
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ヒトバシラノレイ
1933年 香川県
丸亀城を築城するとき、通りかかった豆腐屋を捕らえて生き埋めにし人柱にした。今でも雨のしとしと降る淋しい晩などは、「豆腐、豆腐」という悲しげな売り声が聞こえてくる。
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テング
1916年 栃木県
修験者の頭分の家がある。この家の幾代か前の修験は非常な早足で、毎朝味噌汁に入れる豆腐を江戸の豆腐屋まで買いに行っていたという。付近の人は天狗だと言っていた。
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ユウレイ
1989年 長野県
幽霊は女性の姿で出るという。
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トウフ,イミ
1937年 山形県
黒川村の王祇祭で豆腐を作るとき、産死の忌の人が来ると豆腐が固まらないとされている。
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ヤマノカミ
1986年 福島県
山の神は女性である。
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キツネ
1998年 大阪府
上から狐が砂をまくと伝承されている木がある。この木の根元に豆腐屋が油揚げを供えてくと、必ず次の日にはなくなっているともいう。
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タフサギ
1974年 京都府
東洞院あたりで牛車をやり出した時に、30歳ほどの女性とすれ違った。すると牛が女性を見て動かず、また女性も動けなくなった。そこで牛飼いは女性のたふさぎを外して牛の目の上にかけた。すると牛が動き、女性も歩けるようになった。女性は家に帰ると息絶えたという。
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(ボウボノレイ)
1974年 東京都
文政13年の事、ある豆腐屋の娘であったたかは、相次いで両親を亡くしたので女郎屋に売られたが、その頃から亡き母が現れて毎夜娘をさすったという。主は気味が悪くなり、証文を渡して供養を行い、証文を亡き母の墓に埋めたところ現れなくなったという。
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ヒトダマ
1983年 東京都
話者の父上が若く病院で亡くなられた時、3時頃だったが、その日の夕方頃世話をしていたお菓子屋のおばさんが、こくや(中島屋の屋号)から人魂が出るのを見たと話していた。20年くらい前のことであった。
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(ゾクシン)
1939年 栃木県
旧正月3日は三日月神社の縁日で、これに祈願すると子供の吹出物や疣が治るといわれている。豆腐の献供が多く、三日月信仰者はこの日は豆腐を食べないという。
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カワタロウ,カッパ
1992年 宮崎県
泉福寺の和尚が川の河童に石を投げたら、河童の好物の豆腐が割れてしまった。和尚が再び通りかかると水が増えていて通れなかったが、包丁を挿した豆腐を持って通ると水は引いた。以後、泉福寺に参る人は魔よけに針を刺した豆腐を持参した。
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(ゾクシン)
1976年 大分県
女性は33歳のときに出産をすると、厄が晴れたという。
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キツネ
1939年 青森県
豆腐を買いにお使いに出した娘が戻らないので迎えに行くと、気の根っこにぼんやりと座り、「おつね様を待っている」という。買ってきたはずの豆腐はなくなっていた。
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トリノヒ
1939年 千葉県
酉の日に女性が亡くなると、後を引くという。
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ソウタンギツネ
1977年 京都府
千宗旦に化けて茶のお点前をやってのける狐がいて、宗旦狐と呼ばれて、近所に碁を打ちに行くなどしていた。やりくりに困った豆腐屋を助けてやったが、豆腐屋がお礼にねずみのてんぷらを作って食べさせたところ、とたんに神通力を失い、銀色の毛をした狐の本体を現してしまった。近所の犬に追われ、古井戸にはまって死んだという。
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キツネ
1940年 滋賀県
行商に出ていた豆腐屋は油揚をすべて買ってくれた人物に巡り合ったが、家に帰ると懐が軽くなっていることに気付き、初めて狐にだまされたのだと悟った。
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カミノケ,トリ,ス,キョウジン,(ゾクシン)
1915年 愛媛県
女性の髪の毛で鳥が巣を作るとその女性が狂人になるという。
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カサイ,キタウソウ
1975年 香川県
文化13年12月讃岐国金比羅の町で、13、4軒の家が焼失した。その前数日の間、付近に豆腐やこんにゃくが捨てられていたので奇妙に思ったが、聞けば、どこからか現れた祈祷僧が火災を予言し、逃れたければ金や豆腐、こんにゃくを捨てよといったためだという。不思議なことだ。
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ガッパ,(カッパ)
1932年 熊本県
ある60歳で亡くなった人が、奇妙な行動を多く取っていた。その人が30歳あまりの頃、ガッパとすもうをそってからそうなったのだという。
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