サンマイタロウ 1996年 石川県 夜、火葬場からカーンカーンという杭を打つ音が聞こえてきた。これは、サンマイタロウが杭を打つ音で、これが聞こえると誰かが死ぬ予兆であるという。
類似事例 |
|
ネコ 1987年 岐阜県 遺体は西向きに寝させ、ハサミ、カミソリなどの刃物を遺体の上にのせる。これは猫を避けるためで、猫が遺体を跳び越すとその猫が死なないうちは遺体も死なない。
類似事例 |
|
サンマイタロウ,ヤキタロウ 2000年 石川県 サンマイタロウを悪い意味ではヤキタロウとも呼ぶ。火葬場の棺桶の周囲に打った杭を打つ音がしたら死ぬ人が出るかもしれないという。
類似事例 |
|
カシャ 1992年 宮崎県 通夜には誰かが遺体のそばにいなければ、火車が遺体を盗みにくるという。
類似事例 |
|
サンマイタロウ 2000年 石川県 サンマイタロウが杭を打つ音が聞こえると誰かが死ぬという。
類似事例 |
|
サンマイタロウ 2000年 石川県 サンマイタロウが夜中にバーンバーンと杭を打つような音で叩くと、三,四日して必ず誰かが死ぬ。
類似事例 |
|
サンマイタロウ 2000年 石川県 サンマイタロウが杭を打つ音が聞こえると、近所の誰かが死ぬという。
類似事例 |
|
ネコ 1992年 宮崎県 猫は魔物なので遺体に近づけない。猫が遺体を飛び越えると遺体が立ち上がる、化け物になる、生き返る、よくないことがある、といい、籠や箱に押し込めたり蚊帳を吊ったりする。
類似事例 |
|
ネコ,(ゾクシン) 1933年 熊本県 猫が遺体を飛び越えると死人が起き上がるので、猫は遺体の傍に置かない。
類似事例 |
|
サンマイタロウ 2000年 石川県 サンマイタロウは人の死期がわかるので、それが近くなると杭を打つという。
類似事例 |
|
サンマイタロウ 2000年 石川県 サンマイタロウが杭を打つ音が聞こえると、近いうちに誰かが死ぬという。
類似事例 |
|
タロウボウ 1976年 京都府 太郎坊は魔所であるため、地主の魔を祭っているのだろう。
類似事例 |
|
カサイ 1974年 京都府 水尾村から愛宕領に堺杭を打っているのを愛宕の僧がみつけ注意したが承知しなかった。訴訟を起こそうと相談していると、杭を打った張本人の家から出火し同意した人々の家のみに類焼した。
類似事例 |
|
サンボンマツ 1967年 福島県 昔、湯の花をあげたときに、松の杭を打ったが、それが成長して枝葉をつけたのだといっている。
類似事例 |
|
キツネ 2002年 愛知県 昔は狐がいてよく化かされた。狐や狸はたくさんいたが、その中でも小原の勘治、儀路の籐兵衛、水濱お菊が有名でよくいたずらされた。船を杭につないでおくと、その杭が狐で船が流されることがあった。度重なるので狐とわかり、ある船頭が「はて杭なら杭と言いそうなものだが」と言うと、「くい、くい」といったので狐とわかり、それからは騙されなかった。
類似事例 |
|
メイドウ 1975年 兵庫県 但州の北に鳴動する山があった。村民があやしく思い、その麓に集まり杭を数十本打ったところ、その鳴動はたちまち止んだ。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1972年 長崎県 五月節句に関する俗信。菖蒲湯に入り、菖蒲を腰に巻いたり鉢巻きにしたりすると、頭や腰が痛くならないという。また、軒や屋根には菖蒲一本・フツ一本・カヤ一本をさすが、これは悪魔が入ってこないようにするためだという。
類似事例 |
|
サンポウコウジン 2004年 愛知県 三宝荒神はかまどを始め,家屋敷,住人を守ってくれる神様である。家の周囲が汚れていたり,荒神様に断りなく家を修理したり,庭に杭を打ったりすると原因不明の腹痛や発熱を起こすとされた。
類似事例 |
|
サンマイタロウ 2000年 石川県 ケダモノが化けたサンマイタロウは人の死期がわかるので、杭を打つ音が聞こえると、もうすぐ誰かが死ぬ予兆であるという。
類似事例 |
|
キツネ 2000年 石川県 狐がカンカン鳴くと人が死ぬという。また、誰かが死ぬとカーンカーンと杭を打つ音がするともいう。
類似事例 |
|
ネコ,シニン 1977年 青森県 遺体が置いてある部屋に猫を入れてはいけない。猫の魂が入ると死人が再生するので。
類似事例 |
|