キヲキルオト 1977年 秋田県 山中でカーンカーンと木を伐る音が聞こえたが、倒れる音はしなかった。
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サンマイタロウ 2000年 石川県 夜明けにどこからともなくカーンカーンと四つ五つ音が聞こえてくると、年寄りは「サンマイタロウが杭打っとる。今度は誰が死ぬやら」といったものだ。
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テングノキタオシ,タイボクニオノヲアテルオト,キノタオレルオト 1982年 新潟県 木挽の三吉という人が、夜なかに台島から藤沢へ帰るとき、山中で大木に斧をあてる音が、カーン、カーン、カーンとだんだん大きくなって聞こえてきた。やがて、メリメリ、ドーンと木の倒れる音がした。不気味だったので、そのほうへ行ってみたが、木などは倒れていなかった。昔から天狗の木倒しといっていた。
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サンマイタロウ 2000年 石川県 サンマイタロウが杭を打つ音が聞こえると誰かが死ぬという。
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サンマイダアラ,ヒダマ 2000年 石川県 一つの火葬場で千人以上の死人を焼くとサンマイダーラが出てきて「人だまが一杯になった。新しい所へ移せ」といいながらカーンカーンと杭を打つ。その杭打ちに合わせて火葬場ではたくさんの火の玉があちこちにゆらゆら揺れていた。
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サンマイタロウ 2000年 石川県 サンマイタロウが杭を打つ音が聞こえると、近所の誰かが死ぬという。
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テングノサンオノギリ,タイボクニオノヲアテルオト,キノタオレルオト,ヤマノカイオン 1982年 新潟県 昭和10年代に村の男衆が何人かで山の奥へ炭焼きにいった。炭焼き小屋にとまっていると、遠くから大木に斧をあてる音がカーン、カーン、カーンと3斧聞こえてくる。やがて、ビリビリビリ、ドサーンと木の倒れる音がする。天狗の三斧きりというもので、音だけなのだという。音のするほうへ行って見ると、木は倒れていなかった。山の夜にはそういう山の怪音がするもんだという。
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サンマイタロウ 2000年 石川県 サンマイタロウが杭を打つ音が聞こえると、近いうちに誰かが死ぬという。
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イタチノキタオシ,タイボクニオノヲアテルオト,キノタオレルオト 1982年 新潟県 木挽の三吉という人が、夜なかに台島から藤沢へ帰るとき、山中で大木に斧をあてる音が、カーン、カーン、カーンとだんだん大きくなって聞こえてきた。やがて、メリメリ、ドーンと木の倒れる音がした。不気味だったので、そのほうへ行ってみたが、木などは倒れていなかった。これをイタチの木倒しという。イタチが木っぱ(木のきれはし)を尻尾にまいて、木にぶつけて音を出すのだともいわれている。
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テング,シバテング 1985年 愛媛県 柴天狗は鼻高天狗より小さくて身の丈三尺で相撲好きだった。人が通りかかるとカーンカーンと木を切る音、ドサッと木の倒れる音が聞こえてくる。柴天狗の悪ふざけという。
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サンマイタロウ 1996年 石川県 夜、火葬場からカーンカーンという杭を打つ音が聞こえてきた。これは、サンマイタロウが杭を打つ音で、これが聞こえると誰かが死ぬ予兆であるという。
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キツネ(ゾクシン) 2000年 石川県 狐がクワンクワン鳴くと誰かが死ぬという。
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シノヨチョウ 1986年 奈良県 カラスが鳴いたら誰かが死ぬ。この鳴き声は、死ぬ人の家族には聞こえないという。
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カラス 1998年 静岡 朝に烏が鳴くと誰かが死ぬ。
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(ゾクシン),トリ 1998年 静岡県 朝鳥が鳴くと、誰かが死んでしまう。
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サンマイタロウ 2000年 石川県 サンマイタロウが夜中にバーンバーンと杭を打つような音で叩くと、三,四日して必ず誰かが死ぬ。
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シノヨチョウ(ゾクシン) 1977年 山梨県 カラスに関する俗信。カラス鳴きが悪いと、不幸が起こったり、誰かが死んだりする。墓地で鳴くと誰かが死ぬ。
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ヒノタマ 1970年 三重県 火の玉が飛ぶと誰かが死ぬ。
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ウシノヒ 1977年 秋田県 丑の日に誰かが死ぬと、また誰かが死ぬ。
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キツネ,(ゾクシン) 1939年 和歌山県 狐が鳴いて出ると人が死に、鳴いて入ると子供が生まれる。
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(ゾクシン),カラス 1933年 栃木県 烏があんまり鳴くと人が死ぬという。
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