トラノヒ,ソウシキ,シニン,(ゾクシン) 1915年 山形県 寅の日に葬式を出すと死人が戻って来るという。
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トラノヒ,ソウシキ,(ゾクシン) 1915年 山形県 寅の日に葬式を出すと死人が戻ってくるといわれている。
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テング 1987年 京都府 1月12日までの初寅の日には、天狗がだますというので、山に入ってはいけない。
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ダイジャ,イケノヌシ 1928年 滋賀県 お寅という彦根城下の金持ちの娘で、評判の美人がいた。池の主の大蛇が水の底に引き入れた。お寅が池といわれ、日照りの年にも水が涸れない。
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ソラガミサン,テング,(ゾクシン) 1915年 和歌山県 正月初寅の日に山に行くと空神さん(天狗)に戒められるという。
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キツネ 1933年 広島県 昔、於三という狐がいた。寅という男がいて於三とお互いにどうにかして欺こうとしていた。ある日寅と於三が話していたとき、何か恐ろしいかと於三が聞いてきたので、寅は欺こうと思い猪が怖いと答えた。それから二人が会うたびに十円札(通称いのしし)をくれたので寅はその札を取って儲けた。
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テング,ソラガミサン 1915年 和歌山県 正月初寅の日に山へ行くと、空神さん(天狗のこと)に戒められる。
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コウジン 1960年 宮崎県 荒神は火伏せの神である。
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サクラマチイン 1978年 京都府 享保5年正月元日寅一天に桜町院は降誕なされた。同時刻に洛中に火事があった。昔、聖徳太子が降誕なさった時も正月元日寅一天で、厩が焼けたという。聖徳太子の御再来であると人々は噂した。
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ヌエ 1975年 京都府 康治3年4月25日寅の刻、同年6月18日丑の刻、同月24日に鵼が鳴いたとある。
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サスガミ 1959年 長野県 狩でよくないのはクマウジである。また、サスガミがいる方向に行くのを忌む。寅の日であれば、東南東の方角で猟をしないというぐらい、猟師は気にしている。
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シシャノスガタ 1982年 群馬県 過去1年以内に死者があった家の人は、4月8日に赤城山の地蔵岳に登り、死者の名を呼ぶと空の彼方に死者の姿が見える、死者によく似た人が見つかる、という。
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シシャノレイ 1984年 福井県 亡くなって、三十五日までは死者の霊がその家の屋根に留まっているという。
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ヤマノカミサマ,テング 1987年 岐阜県 炭焼きをやっている人たちが、山の神様を祀っているらしい。山の神様は女性をけがれたものとして嫌うので女性は山に入らない。山の神のことを天狗ともいった。2月の初寅には山仕事をしている人は山には行かない。この日に山に入ると木と一緒に天狗に数えられてしまうという。
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シシャノレイ 1984年 福井県 亡くなって、四十九日までは死者の霊がその家の屋根に留まっているという。
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イジュウ 1977年 北海道 壬寅の年の5月15日に蝦夷で大きな地震があり、大きな山が二つに崩れた。そこから異獣が多く出てきた中に、二面八足の異獣が風の様に飛んでいったという。蝦夷の人間はこれを捕らえようとしたができなかった。
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ワラウチボウ 1956年 宮城県 一年のうちに二人の死者が出た時、その家に三人目の死者が続くといって恐れ、二人目の棺の中に藁打棒(ツツ棒という)を入れるという。
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イトオリ 1943年 福島県 糸を機にあげるのに、寅の日を忌んだ。また、申の日も焼けめどができるといってあげなかった。節分から正月5月は雷様がかからぬといって織らなかった。組内に不幸事があったら、その家の向こう三軒両隣と、棟並びの家では四十九日の間は織ることができなかった。
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オトラギツネ 1922年 静岡県 この辺の狐憑きの話にはお寅狐が出てくる。関が原の戦いで鉄砲の音がしてから逃げたらビッコになったという。憑かれたものはよくビッコの風をする。また良く軍談をする。
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(ゾクシン) 1988年 岩手県 ネコが死者の所を通ると死者が起き上がるという。
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ミョートバカ 1935年 大阪府 1人死ぬと、続いてまた死ぬので、こういう。
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