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検索対象事例

ナマメスジ
1954年 岡山県
久米郡倭文西村大字里公文ではナマメスジは山の坂道に当り、其処を通ると髪の毛が立つように思われ、時折は風もないのにゴワゴワと木の葉が揺れる。

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コウジン,ヒャクショウノカミ,ウシノカミ
1983年 岡山県
久米郡久米町里公文には八番組まであり、その各組に荒神が祀られている。荒神は百姓の神、牛の神と考えられている。
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ナメラスジ
1954年 岡山県
久米郡倭文村中山手里ではナメラスジは魔物の通り道である。
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コウジン
1983年 岡山県
久米郡久米町桑上の下組部落は、それぞれ20戸ほどからなる倭文組・長者組・中央組・南組が、各々に荒神を祀っている。
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ヤマイヌ
1987年 岐阜県
夜道で髪の毛が立つのは山犬がいるから。
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ナマメスジ
1954年 岡山県
国米某氏が、昭和7,8年頃久米郡三保村大字錦織のナマメスジを自動車を運転して通りかかると、路上に2つの光りものが見え、そのまま突っ込むと下の川の方に消えた。あまりの恐ろしさに夢中で帰宅すると、全身冷や汗をかき鳥肌になっていた。
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オオカミサマ
1954年 岡山県
美作、久米郡倭文村大字桑上、貴船神社の、通称奥の院と称される狼様は、火難盗難の守護神である。12月18日の祭に狼の足跡のある石がある狼様の下の池で米をといで神職が捧げると、狼が出てきてそれを食べるという行事が伝えられている。
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ナマメスジ
1954年 岡山県
真庭郡川東村大字田原の、川東小学校の裏手にナマメスジと呼ぶ道があり、夜中に犬位の獣が音をさせて通る。その獣をナマメと呼んでいる。
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テング
1958年 徳島県
風のない時、「天狗さん風くれ、余ったら戻す」と言うと風が出る。
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デイロクデンサマ,デイロクデンサマ,モミノキ,タイヨウノカミサマ
1984年 山梨県
デイロクデン(大六天)様とよばれるモミの大木があった。太陽の神様で恐ろしい神様であった。この木に風が当って鳴るときには火に気をつけろといい、その音によって台風の荒れや翌日の天気を知った。季節によって木の揺れ方が変わるともいい、「北へ揺れると天気に変わる」という。その場所に甘える草木は切らないし、薪にもしない。悪いことが起こるという。現在は伐ってしまったためにこの木はない。
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(ゾクシン)
1972年 岐阜県
西村では女性33歳でお産をすると、厄のがれになるという。
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キリチ
1976年 沖縄県
キリチとは木の精のことで聖域の木を倒すとキリチに当ると言う。それは家畜に当るなど異常な暴れ方をした後に倒れると言われる。人間に当ると大変なことになるが、払いとして火の神と仏壇に祈願すればすぐ治るといわれる。
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カゼフケ
1942年 高知県
土佐郡森村や高岡郡高岡町、高知市等では、カザフケに逢うことを、悪い風に当ったという。
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ギンツチ
1954年 岡山県
真庭郡美川村大字関はコリコウゲと呼ばれる。
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クビキレウマ
1938年 香川県
天狗や魔の通る道筋をナマスジ、ナマメスジと呼ぶ。首切れ馬が通った道をウマミチと呼び、通行を忌む。
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コノハ
1956年 東京都
1月23日に山に入ったら、木の葉が化かしたという。
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キツネ
1991年 石川県
山に連れて行かれて牡丹餅を食っていると木の葉。狐に騙されている。
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ゴワゴワイシ
1977年 福島県
明治のこと、わらぶちに使った石がゴワゴワ泣いた。調べてみると間引きに使った石だったので、供養した。
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ナメラスジ
1954年 岡山県
真庭郡津田村大字吉より久米郡西川村に至るナメラスジは、容易に人の歩けない幽谷険岨のように言われるが、昼間なら何の異変も感じ難い道筋である。常々行き交う往還のために畏怖が長く記憶されたのであろう。この道に変化の現れる時期は旧9月半ばと伝えられる。
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オンナノクビ
1955年 静岡県
若い女の首がカラカラカラカラ笑いながら、坂道を転がりながら着いてきた。
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セムケジゾウ
1922年 徳島県
名東郡齋津村大字新濱浦の路傍に背向け地蔵と呼ばれる地蔵があり、時折方向を変えて通路に背を向けてたつことがある。この時には早く逃げなければならない。地蔵の相手になると、必ず病気になって死ぬと伝えられている。
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カメゴゼ,ヘビ
1983年 岡山県
久米郡地方では、道通信仰で言われるのと同じ蛇のことを亀御前といって恐れている。これに呪われると無数の蛇が現れるのだという。
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