国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

カワウソ,カワソ
1985年 愛媛県
大洲市三の丸を通ってお城へ行く時、お堀の土手にかわうそがいて、蛙のように水の中に飛びこんだという。また家の塀の上に女のような顔が出ていたのを見た人もあったという。またある道場で、合宿中に外で音がしたり、声がしたという。朝にはびんづけが無くなっている。かわうその仕業だという。

類似事例(機械学習検索)

ナイナゼ,カワヤガミ
1919年 京都府
節分の夜に厠へ行くと、かいなぜがでるといって行かない。
類似事例

サンノマルガエル
1988年 奈良県
郡山城の三の丸には、梅雨時になると2,3mmくらいの小さな蛙が何万匹も出て来る。これを三の丸蛙といい、斬首刑にあった人たちの妄念が化したものだという。
類似事例

カワウソ
1957年 神奈川県
夜、カネガ淵に網打ちに行ったら身投げのような音がした。翌朝見に行くと砂の上に子犬のような足跡があり、かわうそのいたずらだとわかった。
類似事例

カワウソ
1985年 愛媛県
竜華山の前に橋がある。これが時々2つになり、一方に人がいる。その橋を渡ろうとすると川へ落ちる。かわうその仕業と聞いた。
類似事例

カワウソ
1999年 佐賀県
鯵を持って帰るとき、角の鳥居のあたりでいつのまにかなくなった。かわうその仕業。
類似事例

カブソ
1977年 富山県
カブソ(かわうそ)は、人が通ると川に飛びこみ驚かしていた。
類似事例

カワウソ
1938年 岐阜県
30年程前、かわうそがよく池の鯉を盗ったり村人を騙したりしていた。製糸工場が盛んな頃、女工の帰りが遅いので見に行くと畑で帯を広げて地蔵を抱いていた。これもかわうその仕業だといった。
類似事例

キツネ
1974年 栃木県
土手の上をきれいな女の人が歩いていくのでついていくと、体具合の悪い人が寝ていた。女の人がまんじゅうをくれたので食べようとしたら、寝ていた人か起き上がったので怖くなって後ずさりしたら土手から転げ落ちてしまった。土手の上を狐が逃げていくのを見たという。
類似事例

キツネ
1976年 山口県
夫の声がするので帰ってきたのかと外に出ても誰もいない。きつねの仕業。
類似事例

シオゴリ,(ゾクシン)
1967年 広島県
弓の射手は祭の3日前から合宿をする。合宿の翌日から祭の当日まで、朝4時から潮垢離を行うが、この時に女性に会う事を忌むという。また、女性の方もこれを見ることを禁じているという。もし見られた場合は、潮垢離を初めからやり直すという。
類似事例

タヌキ
1989年 長野県
山の高いところに小屋があり、話者は若い頃泊まったことがある。夜中、人が山の下から登ってくるような声がしたので誰か来たと思って外に出ると誰もいない。また小屋に入ると、すぐそこで声がする。たぬきに化かされていると気づいたので、もう外に出ないようにしたという。
類似事例

カワウソ,オオニュウドウ
1975年 山形県
養蚕の盛んな頃、夕方に桑摘み衆が板の間をペタペタやって来る一尺足らずのザンギリ頭のかわうその化け物を見た。また、かわうそは化けるとき大入道になるので、大入道を見るとノドを見せないようにして足を払えばよいといわれる。
類似事例

オオモリジョウ,チ
1967年 福島県
大森城は平ヶ城とも白鳥城とも呼ばれていた。この城を破却した時、この道の堀を切ったところ、土のそこから血が流れ出したという。
類似事例

タヌキ,ムジナ
1933年 長野県
夜明け頃、家の中から赤子の声が聞こえてきた。けれども家の人は誰も知らないでいたという。狸か狢の仕業だという。
類似事例

アズキアライ
1990年 香川県
堀のそばを夜通っていると、小豆を洗っているような音がする。アズキアライが音をたてるのである。アズキアライは川の中に住んでいる。
類似事例

カワウソ
1985年 愛媛県
三ノ丸の裁判所で宿直をしていて、杭の打つような音を聞いたとか、寝ていて胸のあたりを押さえつけられて起き上がれないという話を聞いた。かわうその仕業という。私も大正15年の秋、胸を押さえつけられたことがある。
類似事例

カハウソ
1976年 東京都
本所の辺りで、市川幸蔵という役者が風雨の強い夜更けに下水の側を通ると急に傘が重くなり提灯の火は風で消えてしまった。掛け声と共に宙返りをすると、その声に気づいた人が提灯を持って出て来た。見ると4,5間程向こうにかわうそが1匹地面に叩き付けられ死んでいた。
類似事例

テング
1977年 和歌山県
勝手神社の杉の木に天狗がいて、川に飛びこんだりして人を驚かしたという。
類似事例

ヨウカイ
1974年 佐賀県
城の後ろの堀に妖怪が現れ、これに会ったら気を失うというのでその姿を見た者はなかった。ある儒者がその事を聞きそこへ行くと堀から目が大きく体の大きな青い顔をした妖怪が現れた。睨み合ったら氷のように溶けた。
類似事例

フルソマ
1938年 徳島県
フルソマは、山の人が入っていけないような林の中に住んでいる一種の怪だという。木が倒れるような大きな音をさせたといわれている。
類似事例

カエル
1974年 静岡県
駿府城の門内には一切蛙が棲んでいないが、たまたま居ても鳴かない。門の外では多くの蛙が鳴くという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内