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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キツネ
1974年 栃木県
土手の上をきれいな女の人が歩いていくのでついていくと、体具合の悪い人が寝ていた。女の人がまんじゅうをくれたので食べようとしたら、寝ていた人か起き上がったので怖くなって後ずさりしたら土手から転げ落ちてしまった。土手の上を狐が逃げていくのを見たという。

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キツネ
1975年 福島県
ある人が雨が降る日に土手際を歩いていて、土手の上のほうを歩いていたら知らない道に出た。おかしいと思っていたら蓑を触るものがある。もとの道に戻ろうとしたら、足を後ろから引っ張られて転んでしまった。気がつくと、買った目刺しがなくなっていた。狐の仕業。
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タヌキ
1974年 愛媛県
筆者の父が雨の降る夕方に道を歩いていると、急に道が消えた。土手を登ろうと思ったが、探しても土手が見つからない。そのうちに歩いても前に進まなくなり、体を動かしていると転倒した。起きると、川原が目の前でバラの茂みの中に立っていたという。
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ヒノタマ
1989年 栃木県
家屋を建てる際に西側の2つの土手のうちの1つを壊したのだが、その土手には以前火の玉が落ち、その下には藤原氏の財が埋まっているという。
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キツネノヨメイリ
1974年 栃木県
9月の末のこと。ある人が魚を買って帰る途中、土手から坊さんが降りて来た。狐が化けているのだと思い、怖くなって魚を置いて逃げ出した。
類似事例

ブナガヤ
1985年 沖縄県
7・8歳の頃、女3人で川に水遊びに行ったら、土手に生えている阿旦の木の枝に真っ赤な子供が腰をかけて足をぶらぶらさせていた。ブナガヤだった。3人はしばらく見ていたが、怖くなって一目散に家に逃げ帰った。
類似事例

キツネ
1985年 和歌山県
狐に憑かれた人がいたので、その人を部屋に閉じ込めておいて玉置山のお稲荷に参り、もらってきた御幣をもたせて治した。ある人が具合が悪くなって寝ていた。その家の人が側で寝ていたら、白い狐のようなものがいたので石をぶつけて殺したら、病んで寝ていた本人が、石をぶつけられて殺されてしまったと言ったことがあるという。
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ヘビノイケ
1987年 山口県
「蛇の池」という池に金物を落とすと翌朝には土手に上げられている。近くの人が鍋を落としてしまったが、朝行ってみたら上にあげられていた。
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ネテイルヒト
1986年 東京都
林間学校の時のこと、寝ている人の後ろに、寝ている人と同じ人が立っていた。
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キツネ
1966年 秋田県
山伏が手倉の久保山村瑞山を通りかかると、久八の家の土手に古狐が寝ていたので、法螺貝で驚かした。歩いていると急に暗くなり、ダミダシ(葬列)が来た。やりすごそうと黒松に登ると、松の木の下で死人を焼き始めた。下を見ると亡者が棺から出てきて松の木に登ってくる。手が届くかと思ったとき、松の枝が折れて地面に落ちた。山伏が気付くと土手で寝こけており、持っていた食物は狐に食い荒らされていた。狐の仕返しだった。
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ヒノタマ
1960年 静岡県
家のところにある川の土手に立っていたところ、前の家の土手のところから火の玉が飛んできて、立っているところから10mくらい横に落ちた。色は赤で小さかった。すぐ落ちたところへ行ってみたがなんともなっていなかった。うす曇で風が弱い日だった。
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ヘビノイケ
1987年 山口県
「蛇の池」という池の土手の小屋に住んでいた人が、夜中に池の中から立ち上がった蛇の頭を見た。
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アシノナガイヒト
1992年 鹿児島県
炭焼き小屋で寝ていたら、人の話し声が聞こえた。そっと見ると、足の長い人が大勢、膝をかかえながら火にあたっていた。怖くなって寝ていると、いつの間にかいなくなった。
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キツネ
1989年 長野県
ある人が飯田の方へ行ったとき、昼寝していた狐に石を投げたら当たった。狐は痛そうな泣き声を上げて山の方へ逃げた。帰路、狐の寝ていたところに来るとにわかに薄暗くなり、日が暮れた。困ったと思っていると、向こうから弔い行列が来る。怖くなって道端の木に登ると、木の回りを回って、根元に棺を置いて火を焚いて帰っていった。棺が焼け落ちると中から死人が出てきて、木を上ってきた。その人がてっぺんまで上ると枝が折れて落ちた。悲鳴を上げると、辺りは元通り明るく、その人は土手の下に落ちていた。
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キツネ
1982年 宮城県
川向こうの土手で夕方、田圃を手でならしている人がいたので尋ねたら、お客がくるので掃除していると答えた。狐の仕業。
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キツネ
1989年 山梨県
Aさんが7つか8つの頃、製材をやりに来ている男の人が洗濯をしている所へ1人の女の人が来て、いいところへ連れて行ってやるといったので、喜んで登っていき、遠くの滝の上まで上がって、騙された。夜になっても帰らないので帰らないのでみんなで歩いていったら、そこに寝ていた。連れてきたときはもうくたくたになっていて、お寺に預けて拝んでもらったりしたが、あまりよくなくて、その人は結局国に帰ってしまった。
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ダイジャ
1990年 長野県
松岡の男性が田溝池の大蛇を見た。すると昼間に人に姿を見られた大蛇が怒って土手を切って逃げた。結果、死者が出たり家が流されたりして大惨事になった。大蛇を見た人の家人は全員死んでしまったという。
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キツネ
1930年 長野県
夜中に人の呼ぶ声がするので表へ出て返事をすると、気持ちが悪くなり家へ入るなり寝てしまった。次の朝、上の家のお祖父がいなくなったというので探すと、下の家のところで寝ていた。狐にだまされたらしい。お祖父の足跡とともに狐の足跡がついていた。
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ユウレイ
1993年 静岡県
安倍街道の薩摩土手の切り通しは、「幽霊が出る」「狂女が出る」と噂される怖い場所だった。
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イチマブイ
1992年 沖縄県
死ぬ前にどこかに歩いていくのを後から見た。その人は2、3日後に死んだ。魂が歩いていくのを見たのである。これがイチマブイである。
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キツネ
1984年 山梨県
ある人が酒に酔って12時過ぎに下吉田から桂橋というところに来た。するときれいな女の人がいて、案内してくれるのでついていくといつまでたっても家につかない。ここだといわれたところは山で、そこへ一晩泊まって朝見たら杓子山の頂上だった。狐は女に化けるものだ。
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キツネ
1982年 宮城県
先生が学校帰りに土手で人に風呂を薦められて、川の堰につからされた。狐の仕業。
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