国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

カワソ
1975年 愛媛県
10人ぐらいで角力を見に行った帰り、渡りというところで、田の中に何かがぽかんと立っていた。それが次第にこっちに来たので、皆は先を争って逃げた。渡りというところは、よくかわそが出るところだった。

類似事例(機械学習検索)

ヘビ
1999年 佐賀県
神様のお使いの蛇は、島渡りをする。
類似事例

カッパ
1930年 宮崎県
男が、ある時、大淀川を小船で渡り岸にあがると、桑畑の中から河童が出てきて角力をとろうと言った。角力をとったところその男の方が強く、河童は逃げてしまった。
類似事例

カワソ
1975年 愛媛県
善おじが渡りの口を通ったら、何かがもたれかかってきた。それ突っぱって一生懸命走り、家に飛び込んで気を失った。かわその仕業だろう。
類似事例

カワソ
1975年 愛媛県
正蔵おじが渡りという所の口を通ったら、後からつけてくるものがいた。川の所まで来ると、木にもたれたと思ったら向こう岸に飛んで立った。正蔵おじは逃げてから気を失った。かわその仕業だろう。
類似事例

ヒノタマ
1960年 静岡県
家のところにある川の土手に立っていたところ、前の家の土手のところから火の玉が飛んできて、立っているところから10mくらい横に落ちた。色は赤で小さかった。すぐ落ちたところへ行ってみたがなんともなっていなかった。うす曇で風が弱い日だった。
類似事例

イキカエッタシニン
1983年 香川県
ある家に死人が出て、棺桶に入れて役場まで行くと、棺の中から声がして死人が生き返った。どこか遠いところを先へ歩いて行くと、後ろから名前を呼ばれるので戻って来たのだという。しかしその人はその10日ほどあと再び息を引き取った。
類似事例

ツクモダニ,オニ,ヘビ
1984年 長野県
九十九谷がある。100以上あっても、100と数えてはいけない。もし100になりそうだったら2本指を一度に折り曲げて99としなくてはいけない。もし100と言うと、鬼や蛇などが出て村が踏み荒らされてしまう。
類似事例

アノヨノイリグチ
1996年 神奈川県
夢か何かか、きれいな所で、こっちへ来いと呼ばれたが行かなかった。そういう所へは行かない方がいいという話を聞いたことがある。
類似事例

ヤミダ
1949年 静岡県
昔、万法師という人がいて、自分の田の見回りを楽しみにしていた。死んでも田の見えるところにいたいという遺言で、田の西に面した丘に埋められた。それよりこの田を万法師というようになった。この田を作る人に病人が出るといい、迷信を信じない人の手に渡り続けている。現在はそこに小さい祠が立ち信心する人もいる。
類似事例

キツネ
1980年 青森県
明治の終わりごろ、ある人が八戸の祭りの帰りにキツネにだまされて、ソバ畑を川と思わされ、川渡りの格好で「ああ深い、ああ深い」と言っていた。
類似事例

ガラッパ
1959年 鹿児島県
ある人が田もうりに行ったところ、石の上にがらっぱが座っていた。人間を見ると石の下に逃げたが、その人が手を突っ込んだところ触れることができた。しかし滑って捕らえることはできなかったという。
類似事例

スモトリボウズ
1984年 香川県
スモウトリボウズは、川の近くの道などを歩いていると出てくる子供の妖怪である。「角力取らんか角力取らんか」と言って出てくるが、相手になってはならないという。
類似事例

タカボーズ
1985年 和歌山県
夜の鮎漁の時に、タカボーズが角力を取ろうと言って出て来る。角力を取っていると鮎をすっかり取られた。気がついてみると、木の切り株の流木と角力を取っていた。
類似事例

ニンジン,コウシン
1960年 山形県
新入りの家で講をしている最中、主人が料理していた人参を赤坊と思って驚いた人々は10人中9人が帰ってしまった。主人は実は庚申で、人参1人分で1000年長生きするという。唯一残った東方朔は9人分食べて9000年生きた。
類似事例

シシマイ
1938年 秋田県
2、3年前獅子舞で一行が秋田市へ演じに行って、その夜は獅子頭をほうって遊びに出た。ちょうどその頃村の人たちは大勢のナデ渡りの声を聞き、獅子舞一行が帰ったものと思い迎えに出たが、帰って来なかった。村人は獅子舞に何かあったに違いないと案じた。
類似事例

キツネ
1989年 山梨県
今ダムになっているところに、昔は道があった。そこのオオクボザワのところを歩いていて、道ではないところに道が見えて下の方の道でもないところへ行ってしまった。キツネ話である。
類似事例

キツネ
1975年 福島県
狐が人を化かすときには、尻尾の先の白いところを使う。
類似事例

キツネ
1977年 和歌山県
昔、ある人が田辺まで行って魚を買って帰ってきたが、途中の峠で狐に憑かれて帰ってくることができずに尾根まで登ってしまった。村ではその人が帰ってこないので皆で探していたところ、峠から迷い歩いたところに点々と魚が落ちていたので見つけることができたという。
類似事例

タマシイ
1964年 青森県
7月20日ごろ恐山に行ったら、夜、坊さんが鉦を鳴らし、小坊さんがタイマツを持って「こっちだこっちだ」と言いながら歩いていた。魂が迷っているのを探すのだという。
類似事例

ブラ,ヒノタマ
1962年 千葉県
夜、田に行くと、地面から3、4間のところを、赤い火の玉がふらふら浮かんでいるのをよく見るという。
類似事例

カッパ
1973年 富山県
12月2日を川渡りの朔日、川浸りの朔日という。餅を川に投げたり食べたりすると水難をまぬがれ、河童にとられることもないという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内