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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

サンボタロウ,スイセイノコ
1956年 岡山県
サンボ太郎は、水着の珠を母にもつ水精の子である。成長して英雄となり、諸方に伝説を残した。那岐山の神にもなった。子孫は地方の豪族となった。三宝大明神として祀られ。農耕神でもある。

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(ハノカミサマ)
2000年 新潟県
水の神、農耕の神として祀られていた九頭竜神社は、歯の神様でもあった。
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メンコフハイノタマ
1937年 秋田県
珍しい珠のことをメンコフハイの珠という。面向不背之珠が訛ったものという。
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キツネ
1980年 青森県
猟師に足を撃たれて3本足になった狐が祟るようになり、サンボと名がついた。
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(シリョクノカイフク)
2004年 京都府
ある貧女が我が子を捨てる。子は高僧に拾われて僧となり,父母を探すため四天王寺で連日説法を行った。ついに僧は盲目となっていた母と再会し,母のため三宝諸天に祈祷を捧げる。すると母の目が元のように開いた。
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ヤマタロウ,カワタロウ,ヤマワロウ,ヤマワロ
1999年 宮崎県
山太郎は山の神で、2月1日を太郎朔日といい、山太郎と川太郎が交代する日。山太郎は山わろうともいう。
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セイチョウスルイシ
1986年 大分県
倉木山伝説は成長する石として語られる。
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タマ
1976年 京都府
北野のある宮仕の家に珠があり、中に水が入っている。天気が曇ったり晴れたりするのにしたがって、その水が上下する。水精枕升降図の類である。
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カッパ
1982年 群馬県
太郎右衛門渕にはカッパの伝説がある。
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〔スイコ〕
1975年
水虎とはかわ太郎のことである。
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オオカミ
1970年 滋賀県
福井との境の木ノ目峠から太郎が母が嫁に来た。ところが狼がこの太郎が母を食べてしまい、なりすましていた。敦賀から五幡峠に降りるところの神庫に旅人が泊まったとき、狼が出た。旅人が松の木に登ると、狼は肩車で追ってきたが、一匹分足りない。狼は「太郎が母を呼んで来い」と言ったので、狼が太郎が母に化けていることがわかった。
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リュウ
1935年 香川県
藤原淡海公は、面向不背の珠などの宝物を支那から持って帰る途中、讃岐志度沖で難船し、珠はなくなった。淡海公は志度の蜑と契り、頼んで珠を取らせた。蜑は悪竜からかろうじて珠を取り返すがそのために死んでしまった。
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シンロクノタマ
1943年 長野県
鹿の中に神鹿というものがいる。一生に一度見られるかどうかのめでたい鹿で、角に珠を持っている。それがどんどん大きくなる。この珠は、矢除けの役割や病人を治すというものであり、珍重された。
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キツネ
1934年 兵庫県
寒施行の良いに、6匹の連れの狐が下りてきて祀れと言った。それが太郎大明神であり、三玉大明神である。
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リュウジョ
1981年 岐阜県
昔琵琶湖に住む竜女がこの寺でお産をした。子供は寺に残され、成長して名僧になった。
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ミサキ
1983年 岡山県
丘の上に祀ってあるミサキは、昔、この土地の豪族同士が争った際に、相手の家が見えるところに祀れと遺言されたことから設けられたものだという。
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ムスメ,ジャタイ,コイ
1913年 滋賀県
例年、夏になると旱魃になり、そのたびに村人が争っていた。ある年、いつものように水喧嘩をしていると、川の中に穴ができて、川の水がその中に皆吸い込まれてしまった。そのとき土地の豪族の片目の娘が穴に飛び込み、蛇体になって穴をふさいだ。それからは水は不自由しなくなった。娘は後に鯉となり、その川には1匹だけ片目の鯉がいるという。
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ヤマノタロウ,カワノタロウ
1950年 熊本県
2月朔日に山の太郎と河の太郎が交替するので、この日は太郎朔日と呼ばれる。
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ヒノタマ,キジムナー
1992年 沖縄県
キジムナーは木の精である。体は赤い。「もっと高くなって」というと、3回は高くなったが、そのあと、火の玉のようになっていなくなった。高くなりすぎたためらしい。
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ヤマイヌ,バケモノ,タヌキ
1990年 長野県
天神宮へ生贄に出された娘をさらった3人の男は、「伊那の早太郎」を恐れていた。これを知った神主は、伊那で早太郎なる人物を探し回った。ところが早太郎とは人間ではなくてある寺の和尚に育てられた山犬であった。事情を話すと早太郎は神主に着いて行って、化け物を退治することになった。祭りの晩、例によって娘が入った箱を見張っていると、得体の知れない化け物が3人やってきて娘をさらおうとした。早太郎は化け物に喰いついたところ、こうのついたたぬきであったという。また早太郎も、そのたぬきにやられ死んでしまった。早太郎は死後、元の寺に祀られたという。
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ヤシキガミ,ジヌシサマ
1983年 岡山県
勝田郡那岐山麓地方では、屋敷の周囲に築かれたツジイという土手の上に、防風のためにコセを作っているが、このコセに植えられた木々の中に屋敷神を祀り、これを地主様と呼んでいる。必ずしもツジイだけではなく、や屋敷の隅に祀られていることもある。
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スイセイ
1976年 奈良県
天延元年に水精が降った。
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