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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ミョウケンサマ
1968年 愛媛県
妙見様は元は二神で一番高い山の上に祭られていたが、沖の船を転覆させるので、沖が見えない少し下の谷間に移動して、庄屋の二神氏のまつり神と合祀した。霊験あらたかだが、女人禁制である。妙見様は犬とキジが大嫌いなので、二神には今でもそれがいないという。

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ヤザエモンヤシキ
1987年 長野県
親沢から笠原へ越す峠の下にある。昔,ここに住んでいた弥左衛門というお大尽は「なんたらこま」という栗毛の馬を可愛がっていた。ある年,悪い病気が流行って一家の者が寝込んでしまい,弥左衛門は田植えが遅れることを嘆いてばかりいた。ある晩「なんたらこま」が急にいなくなったので,夜が明けてから蹄の跡を辿っていくと弥左衛門の田に続いており,田植えが全て終わっていた。更に辿っていくと「なんたらこま」は妙見様の祠の前で草を食っていた。妙見様の木像の腰から下が泥だらけになっていたので,馬に頼まれて妙見様が田植えをしてくれたのかと,村人は妙見様を伏し拝んだ。妙見様でなくて八幡様だという人もいる。
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ウミボウズ
1968年 愛媛県
二神の沖で、40年前に海坊主が現れたという。頭は坊主で赤銅色で、手足があって目が丸い。7・8寸の尾があり、泳ぎ方は人間よりも少し遅いという。これを見た人は長寿するといわれている。
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エンコ,(ゾクシン)
1968年 愛媛県
七夕の7月7日には海へ入るとエンコが出るといい、海で泳ぐことを禁じていた。しかし、二神では泳ぐことをすすめていたという。
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ミョウケンサン
1935年 大阪府
泉南の春木町には社宅にイナリサゲがある。妙見様が祀ってあり、さげる人は働き服のままで手に数珠をかけている。お供えはしない。イナリサゲとは言わず妙見さんと言っている。
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キツネ
1981年 和歌山県
戦中戦後の食糧難の頃、祀っている稲荷様を粗末にしたら、その家を訪れた女の人にキツネがついた。妙見様の洗米を頂戴したら、7日ほどで元に戻った。
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オオザメ
1934年 三重県
旧暦の6月1日は、大島の神の祭日で、その日に二神が海中で逢うので海女は仕事を休む。昔、この日に海女が海に行くと、海水が渦巻いていたので帰った。それ以来、決してこの日には海で仕事をしない。
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フネユウレイ
1998年 沖縄県
船幽霊は伊平屋沖、那覇沖、平久保沖など海の難所に多く出没する。近付いてきた船幽霊を避けると遭難してしまう。構わず直進すれば消えてなくなる。
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(ゾクシン)
1971年 山梨県
観音様との関係で、キジの肉を食べると火がたつといって食べない。キジを撃っても家の中には持ち込まず、人によってはキジを撃つことも避ける。
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バケモノイシ
1956年 新潟県
化物石は、霊験あらたかな石である。移動しても翌日には元の位置に戻っており、国家の大事件があったときには、それを夢で知らせてくれるので、一度も間違ったことがない。
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ケンバイ
1956年 宮城県
崇神天皇のころ、疫病が流行したとき、薬師十二神将達が天竺の修法踊りを踊ると、悪魔が退散した。顕拝の踊りはこの踊りに端を発するという。
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ダイジャ,リュウ
1970年 香川県
神恵院の観臨和尚が裏山で修行をしていたら妙見菩薩が現れた。妙見菩薩は、和尚の前身は蛇で洞窟中で読経を聞いていたため人間になったのであり、妻は竜王で雨を降らせる力を持っていることを告げた。後に、美女に化した竜王が現れ、和尚に雨乞いの秘法を授けた。
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エビス,ダイコク,リュウジン,フナダマ
1986年 岩手県
各家にエビス・大黒を祀り、災難除けの神として竜神様を祀っている。船霊信仰はなく、沖に出る船は金毘羅さんや成田さんを祭る。
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(ゾクシン)
1983年
下総国の民家では、元旦から30日に行われる妙見祭りの日まで餅を食わない。もしも食べたら大いに祟られるという。
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オオサカマル
1987年 山口県
夜、沖に昔沈んだ大阪丸という商船が出る。沖に見えた大きな船の速い火が急に消える。大阪丸はお姫様を乗せていたので沈められた。船に乗っていた人間が泣く声も聞こえたが、供養してから出ないようになった。
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ツケビ
1967年 愛媛県
沖で、海に山が見えたり家が見えたりすることがある。つけ火といい、仏が迷っている。焚火を振ると見えなくなるという。
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ヒカギリ,ヤマノカミサン,スイジンサン,ヘビ
1941年 徳島県
ヒカギリとは山の神か水神の変化で、首に輪がある小柄の蛇。それにかまれたら、命はその日限りだという。昔、蛇がキジを呑み込もうとしているところが誰かが見て、キジを取り上げて持って帰ったが、蛇が家までキジを追ってきたので、返したという。
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ヨゲン
1946年
村に飲んべえの占師の男がいた。この男はときどきとんでもないことを言い当てたという。あるとき、村の石屋の家が火事になることを予言した。石屋は妙見様の神主に火伏の祈祷をさせたり、火の警戒をさせたりして無事であった。
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ツエ
1926年 高知県
女人禁制の篠山に尼が登りに来た。杖を地に挿し、この杖が成長するならば禁制が解かれるだろうと誓い言をした。尼は頂上で消えたが、杖は青々と茂り、禁制は解かれた。
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フネノレイ
1979年
船霊とは船の霊であり、他の神ではない。船に住吉神を祭るというのは、この神がどの船をも守る神であるからである。
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リュウトウ,ヒノタマ
1963年 長崎県
旧暦の大晦日の夜に出る。島の竜神様から沖の神島様へ向かって飛ぶ。
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〔ニョニンキンセイノヤマ〕
1973年 富山県
於白山は女人禁制の山で、登ればたちまち大風雨がおこる。
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