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検索対象事例

ツチノヘビ,ノヅチ,ツチノコヘビ,ゴハッスン,シャクハチヘビ,キネノコヘビ,スキノトコヘビ,コウガイヘビ
1970年
槌の蛇の特徴=太さはビール瓶位で短い、色は黒褐色で斑紋あり。眼は鋭く、耳があり、いびきをかく。臭いがひどく、コロコロ横に転がり、ドタンバタンと走る。輪になって転がり、肉声に近い奇声を発し、猛毒を有する。

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ツチノコ
1985年 和歌山県
槌の子を見た人がいる。黄色いような色をしていて、太くて短く、山の上から転がって来たという。
類似事例

タヌキ,ツチノコ,ヨコヅチ
1987年 岐阜県
横槌藪を通ると、狸が横槌に化けてゴロゴロ転がってくる。横槌はツチノコかもしれない。
類似事例

ノヅチ
1938年 岐阜県
野槌は丈の短い蛇で、槌のような形をしている。道を転がってきて通行人を襲うといわれている。
類似事例

ツトヘビ
1988年 愛知県
つと蛇は太くて短いので、はって進めず横に転がって進む。それを見た者は悪寒に襲われたり、発熱したりした。
類似事例

ツチノコヘビ
1965年 京都府
丹波の多紀町で槌の子蛇が輪になって転がってくるとかいう荒唐無稽な話を聞いた。
類似事例

ツチノコヘビ
1965年 京都府
山魚釣りに北山の武知谷に入ったところ、崖から太短い濃茶褐色の蛇が転がり落ちてきた。よく見ると背にワカン状の斑紋があった。
類似事例

ツチヘビ
1970年 岐阜県
飛騨川の杉林で槌蛇が山の上から転がり落ちるのを見た人がいる。槌蛇は普通の蛇で交尾期の蛇がからみ合ったものだという。高い所から丸くなって転げ落ちる。大きさも木槌ほどであるという。
類似事例

カイ,コヨウ
1974年 石川県
加賀国城下の小姓町の槌子坂では、小雨の降る夜、真黒な搗曰くらいの横槌が現れ転がりまわり2声ほど笑って雷のような音と光りを発して消える。これを見た者は2・3日病気になる。
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ヨコヅチヘビ
1938年 新潟県
堤防の上に横槌蛇というものがいてた。頭も尾も同じ太さで、ぴょんぴょんとはねて動く。
類似事例

ツチノコヘビ
1974年 奈良県
30年ほど前、死んだ長さ40センチのビール瓶より太いくらいの蛇を見た。背は薄茶色、原は黄色で内側にすぐ曲がった。
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トックリマワシ
1981年 香川県
人里離れたさびしいところでトックリマワシが出るという。土の徳利が転がってきて、けとばそうとすると横に逃げ、足を上げようとすると前に転がっていく。
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ヨコヅヅヘンビ
1921年 新潟県
昔、常新道の堤防に横槌蛇がいて、頭も尾も同じ太さで、ビョンビョンと跳ね動いていたという。
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ムジナ
1989年 長野県
ムジナが毎晩、ヤカンコロガシというやかんが転がっていくような音をさせては坂を転がっていたという。いつでも冬の話である。
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ヒノタマ
1933年 大阪府
火の玉が出て通行人の前を転がって行くと噂される場所がある。これを見た時、ふと後ろを見遣ると更に大きな火の玉が現れて転がり出すと言われている。
類似事例

ノヅチ,ノーヅチ
1968年 奈良県
ノヅチは直径1寸5分ぐらいで、短く、白ざれたような色をしており、ごろごろとまくれて来るが、危険な存在とは考えられていない。ノーヅチは短くて丸く、ころころ転がって来て、毒がある。
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タツクチナワ
1956年
蛇に耳のあるものだとされる。
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スキノトコ
1965年 京都府
丹波町須知に、鋤の床という怪蛇がいて、太く短く斜面を転がり、人畜を襲い、専念惟に当たって死んだ人がある。
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ヨコツチノセイレイ,ヨコツチノレイ,ヨコヅチオロシ
1933年 秋田県
「横槌降ろし」という事がある。3人目の死人が続くことを嫌って2度目の死者の棺の中に犠牲の意味で紙を貼って人の顔を描いた横槌(藁を打つ道具)を入れて埋葬する。巫女の仏降ろしの時に横槌の(精)霊が降りてきて、我は桑の木だが心ならずも削られ横槌にされたと身の不幸を語ることがある。
類似事例

ダイジャ
1940年 新潟県
大蛇になると、臭気があり近づくと匂う。一升瓶ぐらいの大きさで、色は漆黒である。近所の草原でどぐろ(とぐろ)を巻いて5日ほど大いびきをかいて寝ていた。
類似事例

マルイタマ
1991年 石川県
家の天井に丸い玉がコロコロ転がっては消えるということがよくあった。
類似事例

ツチノコ
1974年 福井県
昭和46年7月、雲谷山頂上付近で銀鼠色の太い蛇を見つけた。地元の老人に聞くと槌の子だという。沢山いて妻が臭くて嫌うので殴り殺して谷川に捨てたという。
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