■トピックス 2018年
2018-10-03 日文研の話題
大衆文化研究国際ワークショップ・シリーズ講座IN北京を開催しました
去る9月25日から28日にかけて、北京市において大衆文化研究に関する国際ワークショップ及び連続講座が開催され、日文研の教員が参加しました。この国際ワークショップ及び連続講座は、日文研と、清華大学、国際交流基金、北京外国語大学、北京師範大学が主催・共催したもので、4日間を通して241名の研究者及び大学院生が参加しました。
今回は、日文研が第3期中期計画中に推進している機関拠点型基幹研究プロジェクト「大衆文化の通時的・国際的研究による新しい日本像の創出」(以下、大衆文化研究プロジェクト)の研究成果発信でもあり、大衆文化研究プロジェクトがひとつの目標として掲げる教育パッケージの提供に関して、国際的な視点を得ることを目的として実施されたものです。
1日目の清華大学で開催された国際ワークショップ「東アジアの大衆文化」では、清華大学人文社会学高等研究所・沈衛栄教授と日文研・小松和彦所長による開会の辞のあと、第一部では、清華大学歴史系・劉暁峰教授の司会のもと、中国の研究者による5つの発表が、第二部では、日文研の大衆文化研究プロジェクトの構想と実施についての各研究班の代表から報告が行われ、アットホームな雰囲気のなかで清華大学などの学生も多く参加し、充実したワークショップとなりました。
2日目~4日目の連続講座は、清華大学、北京外国語大学、北京師範大学で開催され、日文研の小松和彦所長、荒木浩教授、劉建輝教授、細川周平教授、大塚英志教授、安井眞奈美教授がそれぞれ講義を行いました。連日、講義室は、若い学生たちでほぼ満席となり、各講義のあとには、学生からの活発な質問が寄せられました。
参考リンク
レポート:ワークショップ「東アジアの大衆文化」 9/25
(http://taishu-bunka2.rspace.nichibun.ac.jp/activity_report/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97/2461/)
レポート:日本大衆文化シリーズ講座in北京① 9/26
(http://taishu-bunka2.rspace.nichibun.ac.jp/activity_report/%E4%BB%96%E3%81%AE%E5%A0%B1%E5%91%8A/2465/)
レポート:日本大衆文化シリーズ講座in北京② 9/27
(http://taishu-bunka2.rspace.nichibun.ac.jp/activity_report/%E4%BB%96%E3%81%AE%E5%A0%B1%E5%91%8A/2469/)
レポート:日本大衆文化シリーズ講座in北京③ 9/28
(http://taishu-bunka2.rspace.nichibun.ac.jp/activity_report/%E4%BB%96%E3%81%AE%E5%A0%B1%E5%91%8A/2479/)
「大衆文化の通時的・国際的研究による新しい日本像の創出」特設サイト
(http://taishu-bunka2.rspace.nichibun.ac.jp/)