■トピックス 2018年
2018-07-13 日文研の話題
報道関係者との懇談会を開催しました（2018年7月4日）
7月4日、報道関係者との懇談会を開催しました。同懇談会は、日文研の研究活動や最新の成果、重点的取り組みなどを紹介して理解を深めてもらうと同時に、広く社会へ情報発信することを目的に年3回開催されています。53回目となる今回は、新聞社、テレビ局、出版社、地域広報等14機関の関係者と、小松和彦所長をはじめとする教職員、計68名が出席しました。新任の関野樹教授ほか、中国・韓国・コロンビアから着任した8名の外国人研究員の紹介に続き、シンポジウムや講演会、「大衆文化研究」プロジェクト等の活動報告が行われました。また、今後の開催予定として「国際日本研究」コンソーシアム主催ワークショップ（7/21）や第3回東アジア日本研究者協議会国際学術大会（10/26～29）等が案内されました。所員の出版物紹介では、近日刊行予定の著作を著者本人がリレー形式で読みどころをPRするという趣向で、参加者の喝采を浴びました。所員の研究紹介では、フレデリック・クレインス准教授が、責任編集を務めて先頃刊行した『日文研所蔵日本関係欧文図書目録第4巻』の概要と特色について、収録図書や画像資料を例に詳しく解説。続いて、磯田道史准教授も日本史家の立場から、欧文図書にしか残っていない日本の貴重な記録が見られる本目録の魅力と利用法についてコメントしました。
