■トピックス  2018年

2018-02-16 日文研の話題

報道関係者との懇談会を開催しました(2018年2月7日)

 2月7日、報道関係者との懇談会を開催しました。同懇談会は、日文研の研究活動や最新の成果、重点的取り組みなどを紹介して理解を深めてもらうと同時に、広く社会へ発信することを目的に年に3回開催しています。

 52回目となる今回は、新聞社・テレビ局、出版社、地域広報等10機関の関係者と、小松和彦所長をはじめとする教職員、計51名が出席しました。新任のローレンス・マルソー外国人研究員の紹介と、来年度から新体制となる共同研究の概要発表に続き、日文研の機関拠点型基幹研究プロジェクト「大衆文化の通時的・国際的研究による新しい日本像の創出」の研究実績と今後の予定、昨年11月にライプツィヒで開催した海外シンポジウムの報告、所員の出版物紹介等、多様な活動状況が披露されました。所員の研究紹介では、松田利彦教授が「最近の私の研究から―医学者と植民地朝鮮」と題して発表。現在取り組んでいる、細菌学者で京城帝国大学総長も務めた志賀潔の研究を始めたきっかけから、資料収集の過程で知った志賀のグローバルな活動の実態、個人研究がやがて共同研究や日文研の海外事業へと展開した経緯まで、わかりやすく解説されました。
所長あいさつ
松田教授の発表