■トピックス  2017年

2017-04-28 日文研の話題

日文研木曜セミナー「周回する日本研究―海外での古典教育とそのロード―」を開催しました(2017年4月20日)

 4月20日(木)、日文研セミナー室1において第236回木曜セミナーを開催しました。
 本セミナーは、研究者の交流を目的に研究者限定として概ね月一回所内で開催し、最新の学術的テーマを話題として発表しています。

 今回は、海外で授業を行う(海外を周回する)機会の増えた荒木浩教授が、自分は"周回遅れ"ではあるがと前置きしつつ、その経緯やそこから得た知見について発表しました。
 国文学者がどのようにして世界と関わっていくのか、海外での経験を通して得た新たな発見を踏まえつつ語り、コメンテーターのリュッターマン教授からは自分の過去を交えたコメントもあり、日本文学の国際的発想について話し合われました。
 発表後には、"外に出る"事の意義について質問も出るなど、活発に議論が交わされました。
 
報告を行う荒木教授
リュッターマン教授によるコメント
セミナーの様子