■トピックス  2016年

2016-12-09 日文研の話題

海外シンポジウムを開催しました(2016年11月23日-25日)

 去る11月23日(水)-25日(金)の3日間にわたって、ニュージーランドのオタゴ大学(ダニーデン市)との共催で平成28年度海外シンポジウム「南太平洋から見る日本研究:歴史、政治、文学、芸術」を開催しました。
 日文研は、研究活動・研究協力活動を海外においても展開しており、その一環として、平成7年から海外シンポジウムを実施しています。
 シンポジウムは、オタゴ大学のヘレン・ニコルソン副学長及び在ニュージーランド日本国大使館の中井一浩公使からの歓迎の挨拶で始まりました。これに続き、小松和彦日文研所長がキーノートスピーチを行ったのち、6つのセッション「日本の古代歴史と文学」「江戸時代の社会と文化」「現代日本の政治と思想」「太平洋諸島と日本」「近現代日本文学と社会」「日本のテレビ、映画、大衆文化」が開催され、合計23本の発表が行われました。
 シンポジウムには、ニュージーランド、オーストラリア、フィジー共和国などから合計48名の参加があり、3日間にわたり、日本と南太平洋との歴史的、民俗的、地理的、軍事的、文化的関係などについて活発な意見交換が行われるとともに、太平洋を跨いだ新たな研究者ネットワークの構築が行われました。

小松所長によるキーノートスピーチ
シンポジウム風景