■トピックス  2016年

2016-11-18 日文研の話題

大学共同利用機関シンポジウムに参加します(2016年11月27日)

 11月27日(土)に東京秋葉原の@アキバ・スクエアで開催される大学共同利用機関シンポジウム「研究者に会いに行こう!―大学共同利用機関博覧会-」に参加します。
 当日は日文研の研究紹介ブース展示を行う他、研究者トークとして細川教授が「千年の娯楽-大衆文化史を学ぼう-」と題し、ミニ公演を行います。
 
(細川教授による研究者トークの概要)
 日文研では大衆文化という視点から古代から現代までの日本文化を文章、図版、音声、映像などを駆使して見てみようという大型プロジェクトが進んでいる。
 私は音響と聴覚から近代史に寄与できないかと考えている。この図版は明治末に国民的人気を誇った浪曲師、桃中軒雲右衛門の赤穂義士伝のSP盤のレーベル。今や小さなファン層しかない浪曲が、近代的な興行界、新たに勃興したレコード界を牽引し、数十年後にはラジオで熱心に 聴かれた時代があった。

大学共同利用機関シンポジウム「研究者に会いに行こう!―大学共同利用機関博覧会-」
サイトはこちらhttp://www.ism.ac.jp/events/intersympo2016/
日文研図書館が所蔵する1万枚に及ぶ浪曲コレクションからの一枚