■研究活動 共同研究 1997年度

文学における近代―転換期の諸相―

19世紀末、明治になって以降、日本の文学は創作の側からも受容の側からも、大きく変化しました。しかし、その変化の様相はけっして一面的ではなく、西洋的な志向を積極的にとりこもうとするケースや、逆に伝統的なものの中から近代をすくいとろうとするケースなど、多岐多様にわたります。英米・仏・露・中国など、他の外国文学のケースと比較しながら、日本の文学にあらわれた近代の諸相を、創作と受容の両面から検証し、浮き彫りにしてゆきたいと思います。

代表者 井波 律子 国際日本文化研究センター
幹事 井上 章一 国際日本文化研究センター
班員 池内  紀 元東京大学文学部
宇佐美 齊 京都大学人文科学研究所
鹿島  茂 共立女子大学文芸学部
柴田 元幸 東京大学大学院総合文化研究科
杉本秀太郎 国際日本文化研究センター・名誉教授
礪波  護 京都大学文学部
西川 祐子 京都文教大学人間学部
沼野 充義 東京大学大学院人文社会系研究科
芳賀  徹 大正大学国際文化学部
原  章二 早稲田大学政治経済学部
三浦 雅士 評論家
山田 慶兒 国際日本文化研究センター・名誉教授
白幡洋三郎 国際日本文化研究センター
鈴木 貞美 国際日本文化研究センター
園田 英弘 国際日本文化研究センター
稲賀 繁美 国際日本文化研究センター
落合恵美子 国際日本文化研究センター
上垣外憲一 国際日本文化研究センター
早川 聞多 国際日本文化研究センター
光田 和伸 国際日本文化研究センター
長田 俊樹 国際日本文化研究センター