■研究活動 共同研究 1996年度

文学における近代―転換期の諸相―

19世紀末、明治になって以降、日本の文学は創作の側からも受容の側からも、大きく変化しました。しかし、その変化の様相はけっして一面的ではなく、西洋的な志向を積極的にとりくもうとするケースや、逆に伝統的なものの中から近代をすくいとろうとするケースなど、多岐多様にわたります。英米・仏・露・中国など、他の外国文学のケースと比較しながら、日本の文学にあらわれた近代の諸相を、創作と受容の両面から検証し、浮き彫りにしてゆきたいと思います。

代表者 井波 律子 国際日本文化研究センター
幹事 鈴木 貞美 国際日本文化研究センター
井上 章一 国際日本文化研究センター
班員 池内  紀 元東京大学文学部教授
宇佐見 齋 京都大学人文科学研究所
鹿島  茂 共立女子大学文芸学部
柴田 元幸 東京大学教養学部
杉本秀太郎 国際日本文化研究センター・名誉教授
田中 優子 法政大学第一教養部
礪波  護 京都大学文学部
西川 祐子 京都文教大学人間学部
沼野 充義 東京大学文学部
原  章二 早稲田大学政治経済学部
三浦 雅志 評論家
石井 紫朗 国際日本文化研究センター
白幡洋三郎 国際日本文化研究センター
千田  稔 国際日本文化研究センター
園田 英弘 国際日本文化研究センター
山田 慶兒 国際日本文化研究センター
落合恵美子 国際日本文化研究センター
柏岡 富英 国際日本文化研究センター
上垣外憲一 国際日本文化研究センター
栗山 茂久 国際日本文化研究センター
早川 聞多 国際日本文化研究センター
光田 和伸 国際日本文化研究センター
盛岡 正博 国際日本文化研究センター
川勝 平太 国際日本文化研究センター
王  宝平 国際日本文化研究センター
君野 隆久 国際日本文化研究センター