国際交渉は、結局のところgive and takeの妥協で合意に到達する努力であるという点において、一定の共通の目的と一般的なパターンに従います。しかし、それは、同時に交渉者の属する民族や国家システムの歴史、体制、国民性によって異なる戦術、スタイル、行動様式の刻印を色濃く捺された行為でもあります。そのような一般的と特殊性を、外交、軍縮、通商などの分野における様々な交渉を実例にとりつつ検討、分析することを目的とします。

代表者	木村　　汎	国際日本文化研究センター
幹事	小野　芳彦	国際日本文化研究センター
〃	上垣外憲一	国際日本文化研究センター
班員	青山　　周	（社）経済団体連合会アジア部
〃	五百籏頭眞	神戸大学法学部
〃	伊東　孝之	早稲田大学政治経済学部
〃	佐瀬　昌盛	防衛大学校社会科学教室
〃	佐藤　英夫	筑波大学社会工学系
〃	鈴木　啓介	九州大学経済学部
〃	鈴木　　董	東京大学東洋文化研究所
〃	須藤　眞志	京都産業大学外国語学部
〃	高木誠一郎	埼玉産業大学院政策科学研究科
〃	高木　和夫	放送大学教養学部
〃	高橋　和夫	放送大学教養学部
〃	田所　昌幸	姫路獨協大学法学部
〃	土山　實男	青山学院大学国際政治経済学部
〃	戸部　良一	防衛大学校社会科学教室
〃	袴田　茂樹	青山学院大学国際政治経済学部
〃	平井　友義	広島市立大学国際学部
〃	薬師寺泰蔵	慶應義塾大学法学部
〃	横手　慎二	慶應義塾大学法学部
〃	吉川　洋子	京都産業大学外国語学部
〃	渡辺　昭夫	青山学院大学国際政治学部
〃	柏岡　富英	国際日本文化研究センター
〃	日置弘一郎	国際日本文化研究センター