■研究活動 共同研究 1992年度

交渉行動様式の国際比較

国際交渉は、結局のところgive and takeの妥協で合意に到達する努力であるという点において、一定の共通の目的と一般的なパターンに従う。しかし、それは、同時に交渉者の属する民族や国家システムの歴史、体制、国民性によって異なる戦術、スタイル、行動様式の刻印を色濃く捺された行為でもある。そのような一般的と特殊性を、外交、軍縮、通商などの分野における様々な交渉を実例にとりつつ検討、分析することを目的とする。

代表者 木村  汎 国際日本文化研究センター
幹事 小野 芳彦 国際日本文化研究センター
上垣外憲一 国際日本文化研究センター
班員 五百旗頭眞 神戸大学法学部
伊東 孝之 北海道大学スラブ研究センター
佐藤 昌盛 防衛大学校社会科学教室
佐藤誠三郎 東京大学教養学部
佐藤 英夫 筑波大学社会工学系
鈴木 啓介 九州大学経済学部
鈴木 薫 東京大学東洋文化研究所
高橋 和夫 放送大学教養学部
田中 明彦 東京大学東洋文化研究所
土山 實男 青山学院大学国際政治経済学部
袴田 茂樹 青山学院大学国際政治経済学部
平井 友義 大阪市立大学法学部
藤田  忠 国際基督教大学教養学部
横手 慎二 慶應義塾大学法学部
柏岡 富英 国際日本文化研究センター
黒須 里美 国際日本文化研究センター