■研究活動 共同研究 1992年度

近代化過程における人口と家族

人口や家族の構造、変動の方向は、その究明を通じて構成が理解可能となる社会の基層部分である。現代日本におけるこれらの状態が、いかなる性格を持つものであるのか。それらが、観察可能なこの400年間に、人口や家族をとりまく環境と関わり合いながら、どのように変化してきたのかを追求する。また、人口と家族の間の関連を、地域間比較、国際比較を含めて明らかにする。この共同研究は、単に構成メンバーやゲストの報告を聴く会合ではなく、世界各国の研究動向を見据えるとともに、計画に基づいた実証研究を実施し、その結果に基づいて報告・討議を行うものである。

代表者 速水  融 国際日本文化研究センター
幹事 ポーリン ケント 国際日本文化研究センター
黒須 里美 国際日本文化研究センター
班員 岡田あおい 帝京大学文学部
奥田 伸子 名古屋市立女子短期大学
落合恵美子 同志社女子大学
川口  洋 東京家政学院筑波短期大学
鬼頭  宏 上智大学経済学部
木下 太志 江南女子短期大学
小島  宏 厚生省人口問題
斎藤  修 一橋大学健在研究所
佐々木陽一郎 千葉大学法経学部
高木 正明 立命館大学産業社会論
高橋 真一 神戸大学経済学部
津谷 典子 日本大学人口研究所
坪内 良博 京都大学東南アジア研究センター
友部 謙一 徳山大学経済学部
二宮 宏之 東京外国語大学外国語学部
古田 和子 東洋英和女学院大学文学部
松浦  昭 神戸商科大学商経学部
安元  稔 駒沢大学経済学部
柏岡 富英 国際日本文化研究センター
園田 英弘 国際日本文化研究センター
ウィリアム D. ジョンストン 国際日本文化研究センター
ローレル L. コーネル 国際日本文化研究センター