■研究活動 共同研究 1990年度

日本思想の重層性

日本の思想は神道、仏教、儒教の相互交渉のなかで形成され、それに山岳信仰や陰陽道が密接に結びついて発展してきた。外来の思想と土着の文化が長い期間にわたって接触をくり返し、近代にいたるまで複雑な重層構造を生み出してきたといってよい。  本共同研究はこのような日本思想における重層性の展開の諸相を歴史的に明らかにするとともに、その特質をとくに文化比較の観点から検討しようとするものである。

代表者 山折 哲雄 国際日本文化研究センター
幹事 森岡 正博 国際日本文化研究センター
班員 赤坂 憲雄 立教大学文学部(非常勤)
阿部 泰郎 大手前女子大学
阿満 利麿 明治学院大学国際学部
落合恵美子 同志社女子大学
鎌田 東二 國學院大學幼児教育専門学校
黒住  眞 東京理科大学工学部
佐藤 弘夫 盛岡大学文学部
柴山 哲也 朝日ジャーナル編集部
朱   捷 京都大学教養部(非常勤)
中澤 新一 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
中路 正恒 郡山女子大学家政学部
中村 生雄 静岡県立大学国際関係学部
山下 悦子 東京女性史研究会
山本ひろ子 中世精神史研究会
エルンスト・ロコバンド 東洋大学文学部
井上 章一 国際日本文化研究センター
白幡洋三郎 国際日本文化研究センター
鈴木 貞美 国際日本文化研究センター
早川 聞多 国際日本文化研究センター
上野千鶴子 国際日本文化研究センター