■研究活動 共同研究 1989年度

「場」の日本文化

日本の文化は、都市空間・建築・庭園・室内・室内調度品など、様々な「場」で、その具体的な表現がなされる。それらは美意識であり、世界観であり、社会の階層構造や自然環境の反映である。文化にかかわるあらゆる要素が「場」において集中的に表現されるのである。この研究では文化研究において比較的無視されてきた空間の問題を、世界の各地域の国々との比較を通じて、その日本的特色を解明しようとするものである。

代表者 村井 康彦 国際日本文化研究センター
幹事 井上 章一 国際日本文化研究センター
班員 飛鳥井雅道 京都大学人文科学研究所
井上 忠司 甲南大学文学部
上田  篤 京都精華大学美術学部
加藤 祐三 横浜市立大学文理学部
熊倉 功夫 筑波大学歴史・人類学系
千田  稔 奈良女子大学文学部
田中  淡 京都大学人文科学研究所
谷  直樹 大阪私立大学生活科学部
玉井 哲雄 千葉大学工学部
角山  榮 奈良産業大学経済学部
中村  一 京都大学農学部
福井 勝義 国立民族学博物館
藤森 照信 東京大学生産技術研究所
船越 照生 奈良女子大学文学部
ホルスト S. ヘンネマン 沖縄県立芸術大学美術工芸学部
守谷  毅 国立民族学博物館
矢守 一彦 大阪大学文学部
吉見 俊哉 東京大学新聞研究所
山折 哲雄 国際日本文化研究センター
園田 英弘 国際日本文化研究センター
白幡洋三郎 国際日本文化研究センター
早川 聞多 国際日本文化研究センター