■イベント 日文研・アイハウス連携フォーラム

2019年2月20日 第16回    日文研・アイハウス連携フォーラム

講演
「明治日本オリンピック事始め~スポーツ文明論試論」
牛村 圭   国際日本文化研究センター  教授   

幕末に欧米列強と不平等な条約を結んだ日本。その後、領事裁判権の撤廃、北清事変への列強との共同出兵、日英同盟の締結、対露戦の勝利、関税自主権の回復等により、建前上は「文明国=一等国」となったものの、形式上の「対等」と実際の「対等」は別、というのが国際社会の厳しい現実でした。「新参者」日本が国際社会で対等を獲得できる場が存在したとすれば、それは同一ルールが適用されるスポーツの場、その頂点に立つオリンピックという舞台でした。近代オリンピックへの参加こそ、世界の「文明国」の仲間入りを果たした証しと考えることができます。本講演では、日本の1912年ストックホルム大会参加への道程を文明の視点から考察します。
*発表は日本語のみ

コメンテーター
三谷 博   東京大学  名誉教授   
場所:
国際文化会館(アイハウス)講堂 (住所:〒106‐0032 東京都港区六本木5-11-16)
開始時間:
18:30
終了時間:
20:00
申込み:
要(先着順)
受講料 :
無料
申込み方法:
国際文化会館ホームページよりお申込み下さい。
主催:
国際文化会館
共催:
国際日本文化研究センター