■イベント 公開講演会

2015年12月19日 公開講演会 アジアの万博
※お申し込み受付は締め切りました。たくさんのお申し込みありがとうございました。

 1993年大田テジョン(韓国)、2005年愛知、2010年上海、2012年麗水ヨス(韓国)、そして2016年アンタルヤ(トルコ)、2017年アスタナ(カザフスタン)、2020年ドバイ(アラブ首長国連邦)・・・・・・。アジアの広域で次々と万博が行われる時代がやってきました。その様相には、1851年のロンドンで始まり、長く欧米諸国で開催されてきた万国博覧会の歴史にアジアが追いつき、単に引き継ごうとするのとはまったく異なる、世界史の新しい展開が映し出されているようです。遡って、今日への先鞭をつけたのは言うまでもなく、1970年大阪万博でした。
 日文研の共同研究会「万国博覧会と人間の歴史――アジアを中心に」では、こうした状況に着目し、万博を「人間の歴史」を考える重要な糸口と位置づけて、その始まりから最新のケースまでを往還しつつ、多領域の研究者や現場の専門家が集って議論を重ねてきました。本公開講演会は、その成果の一部を市民の皆さまと共有するため、日中両国から特別ゲストを迎えて開催します。
 大阪万博に始まり、日本のみならずアジアにおける万博の歴史を牽引してこられた立役者、日本の堺屋太一氏。来年には世界で唯一の公式万博ミュージアムが上海にオープンするなど、「万博の国」として台頭する中国を、国際社会に対して代表してこられた吴建民氏。お二人の基調講演に続き、後半は研究会のメンバーが加わっての座談をお楽しみいただきます。
  
挨拶
井上 章一   日文研  副所長   
司会
佐野 真由子   日文研  准教授   
基調講演Ⅰ
堺屋 太一   作家、  元国務大臣経済企画庁長官   
基調講演Ⅱ
吴 建民   博覧会国際事務局  名誉議長、元駐仏中国大使、中国外交学院院長
※ 日・中逐次通訳付き   
座談
  
 パネリスト:
堺屋 太一  
 パネリスト:
吴 建民  
 パネリスト:
橋爪 紳也   大阪府立大学     
 パネリスト:
江原 規由   (一財)国際貿易投資研究所、  元上海万博日本政府館長   
 フロア・ディスカッサント:
青木信夫(中国・天津大学)/石川敦子((株)乃村工藝社)/市川文彦 (関西学院大学) /稲賀繁美(日文研)/井上章一(日文研)/岩田泰(経済産業省)/鵜飼敦子(東京大学)/ウィーベ・カウテルト (韓国・ソウル大学校)/エドソン・G・カバルフィン(米国・シンシナティ大学)/神田孝治(和歌山大学)/喬兆紅(中国・上海社会科学院)/シビル・ギルモンド(ドイツ・ヴュルツブルク大学)/クリスチーネ・グレイネル(ブラジル・サンパウロカトリック大学)/澤田裕二((株)SD、博覧会プロデューサー)/徐蘇斌 (中国・天津大学)/ジラルデッリ青木美由紀(トルコ・イスタンブル工科大学)/瀧井一博(日文研)/マヌエラ・チオッティ(デンマーク・オーフス大学)/クラウス・ディートリッヒ(香港教育学院)/寺本敬子(跡見学園女子大学)/中牧弘允(吹田市立博物館)/芳賀徹(静岡県立美術館)/林洋子(文化庁)/ロバート・ヘリヤー(米国・ウェイクフォレスト大学)/増山一成(東京都中央区教育委員会)/武藤秀太郎(新潟大学)/ユク・ヨンス (韓国・中央大学校)/劉建輝(日文研)   
場所:
国際日本文化研究センター内講堂 日文研ホール (京都)
開場時間:
13:15
開始時間:
14:00
終了時間:
17:00
送迎バス:
往路:阪急桂駅東口より13:00~13:30の間に4台無料バス有。 復路:終演後すぐに阪急桂駅東口行き4台無料バス有。
申込み:
受講料 :
無料
申込み方法:
11月27日(金)必着にて、抽選により決定します。
① 申込方法:
ハガキ、FAX、E-mail でのみ受付
(住所・氏名・ふりがな・電話番号・催し物名を明記のこと)
1申込につき2名まで受付。(2人目の氏名等も必ずご記入ください。)3名以上のお申込みは無効といたします。

② 申込・問合せ先:
〒610-1192
京都市西京区御陵大枝山町3-2
国際日本文化研究センター研究協力課
(TEL)075-335-2078
(FAX)075-335-2092
(E-mail)koenkai@nichibun.ac.jp

※備 考: 抽選結果は当落を問わず12月7日(月)頃にお知らせいたします。なお、定員に達しない場合は期日以後もお申込みを受け付けます。電話でのお申込みはお受けしておりません。

ご注意:
お車でのご来場は、近隣へのご迷惑となりますので、固くお断りしております。
但し、車椅子を利用されている等、公共交通機関でのご来場が困難であり、自家用車でのご来場を希望される場合は、お申し込みの際にその旨をお申し出いただきますようお願いいたします。

定員:
500名(抽選による)
主催:
国際日本文化研究センター