■イベント 公開講演会

2009年1月10日 公開シンポジウム「アジア女性はどこへ行く―グローバル化とジェンダーの再編成―」

概要
急速な経済成長と社会変化を経験したアジアでは、ジェンダー役割もまた変化している。しかし、どのような方向へ向かっているのかというと合意は無い。ヨーロッパや北米の経験では、近代において女性はまず主婦になり、それから主婦であることをやみ始めた。しかしアジアの社会変化は「圧縮された近代」と呼ばれ、異なる段階の変化が重なりあっているので、グローバル化、ケア労働者の国際移動なども同時に起きており、政策的枠組みの影響も大きい。本シンポジウムでは、アジアで進行中のジェンダーの変容を多角的にとらえるため、中国、台湾、韓国、日本、シンガポール、ベトナム、カナダの研究者やNGOメンバーに登壇していただき、アジア女性のゆくえを見通し、実践的提言まで論を進めたい。
発表
『アジアの家族と結婚:中国人が見た日韓中のホームドラマ』
呉 咏梅   北京日本学研究センター  准教授   
発表
『人の国際移動の女性化を再考する』
安里 和晃   京都大学文学研究科  准教授   
討論
呉 咏梅   北京日本学研究センター  准教授   
討論
安里 和晃   京都大学文学研究科  准教授   
討論
クアット チュ ホン   ハノイ社会開発研究所  所長   
討論
藍 佩嘉   国立台湾大学社会学部  准教授   
討論
ブリジット リュウ   HOME(シンガポール)  代表   
討論
イト ペン   トロント大学社会学部  教授   
討論
ィ ヘキョン   韓国培材大學校  教授   
討論
落合 恵美子   京都大学文学研究科  教授   
挨拶
白幡 洋三郎   国際日本文化研究センター  教授   
司会
落合 恵美子   京都大学文学研究科  教授   
場所:
国際日本文化研究センター内講堂(日文研ホール) (京都)
開場時間:
13:25
開始時間:
14:30
終了時間:
17:00
送迎バス:
桂駅西口より13:30〜13:45の間に4台無料バス有
申込み:
受講料 :
無料
申込み方法:
ハガキ、FAX、e-mail
定員:
申込先着500名
主催:
国際日本文化研究センター
共催:
京都大学GCOE「親密圏と公共圏の再編成をめざすアジア拠点」