■イベント 伝統文化芸術総合研究プロジェクト

2008年2月15日 「邦楽と西洋音楽を超えて」

概要
日本の伝統社会には、世界的なレベルの文化芸術の資産が、枚挙に暇がないほどに豊富に存在している。しかしながら、それら数多ある日本の伝統的な文化財は、あくまで博物館的な価値のものとしてしか取り扱われていないというのが実情である。伝統文化芸術総合研究プロジェクトの課題は、これら古典的な文化・芸術財を現代の資源ととらえ、それらに基づく新たな文化・芸術創造の方途を追究していくことを課題とする。今回の取り組みは、能楽の音楽の中でも重要な役割を演ずる能管(笛)に着目しつつ、日本の音楽と西洋の音楽というまったく異質な二つの音楽世界を総合的に捉え、そして更に高次の音楽的世界を創造していくためには、どのような方法、アプローチがありうるかを模索する試みである。
司会
フレデリック クレインス   国際日本文化研究センター  准教授   
講演者
「伝統文化と現代-多元的グローバリズムを目指して-」
笠谷 和比古   国際日本文化研究センター  教授   
ワークショップ
「能管と西洋管弦楽との統合、そして超越」
作曲・楽曲解説: 武内 基朗 作曲家
コメンテーター: 藤田 隆則 京都市立芸術大学 准教授
コメンテーター: 細川 周平 日文研 教授
コーディネーター: 笠谷 和比古 日文研 教授
  
場所:
国際日本文化研究センター内講堂(日文研ホール) (京都)
開場時間:
12:55
開始時間:
14:00
終了時間:
16:30
送迎バス:
桂駅西口より13:00〜13:15の間に4台無料バス有
申込み:
不要
受講料 :
無料
定員:
先着500名
主催:
国際日本文化研究センター