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番号 1231191_003

呼称(ヨミ) カネ
呼称(漢字)

執筆者 佐々木五郎

論文名 平壌付近の伝説

書名・誌名 旅と伝説
巻・号/通巻・号 14巻8号/通巻164号
発行所 三元社
発行年月日 S16年8月1日
発行年(西暦) 1941年
開始頁 18
終了頁 26

掲載箇所・開始頁 21
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 朝鮮
地域(市・郡名)
地域(区町村名)

要約 関西八景の一つの平壌練光亭の隣に一鐘閣がある。閣内には大鐘がある。昔ある時代の王が鐘を造るために銅鉄を集めさせた。家来たちはある村の一軒を訪問した。女主人は鉄は無いが子どもは出せと言えば出すと言う。家来はそこを去って他で量を満たし鐘を鋳造した。しかし何度鋳てもひびが入る。そこで色々調べると女主人の詞がわかったので、子どもを連れてこさせて鉄とともに溶かして鋳型に流した。すると良い音のなる鐘ができたが、「エンマヘルレ」と鳴り、それは「母の舌のために禍が生じたので母を恨む」という意味だった。
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