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 静か
[上巻]
[下巻]
梶原景時が、義経の妾静御前の行方を尋ねる辻札を立てたところ、密告により静と母の禅師が捕らえられる。 鎌倉で頼朝と対面した静は景時により胎内探しをされることになるが、母の禅師が頼朝の北の方に嘆願した ため助けられる。静は土肥実平のもとに預けられるが、生まれた子が男子であったため子供は梶原景季に よって由比ヶ浜で殺される。その後静の学問をしたって北の方たちが集まり、静に伊勢物語の奥義など を尋ねる。さらに若宮で頼朝や諸大名たちの居並ぶ中舞を舞い、所領や俸禄を受けるがすべて寄進し都 へと帰っていった。


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