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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

トンゴシ,トンゴシババァ,ヤマンバ
1999年 宮崎県
大正年間の話。「お崎のはな」にはトンゴシが出ると言われた。崖の下の曲りくねる狭い道で、古墳の横穴がいくつもあり、崖の上は雑木林、逆は竹藪でその向こうには井手が流れ、昼でも気味の悪い場所。そこに壊れかかった水車小屋があり、ときどき白髪の婆がいて米や小豆を研いでおり、悪口を言うと追いかけてきたそうである。ある晩、村の青年二人が通りかかって「今もトンゴシ婆ァがいるのか」と冗談を言ったら、「今もおりますゴシゴシ」と返事があって、白髪で口が耳まで裂けた山姥が追いかけてきた。

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アズキババー
1988年 長野県
道に小豆婆が出る。
類似事例

クチサケオンナ
1989年 秋田県,福島県
口裂け女は、牙はなく、追いかけてこないでただ笑っているだけである。
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アズキトギ
1990年 福島県
夜の10時になると朴の下に小豆研ぎが出て、ザクザクと音をさせて小豆を研ぐから、子供たちは早く寝ろ、と言われていた。
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ガッパ,(カッパ)
1932年 熊本県
30年ばかり前、水車の上の井手の岸で一晩ガッパとすもうを取った人がいる。その後しばらく体の具合が悪かったらしい。
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クチサケオンナ
1990年
口裂け女。口が頬の真中まで裂けている。普段はマスクを掛けて口を隠している。髪が長く腰の辺りまである。柄の長い鎌を持っている。「私きれい」と尋ね、快い返事をしないと追いかけてくる。
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ヒヒ
1955年 静岡県
ある人が猪狩りに行ったら、猟犬がそばから離れない。変だと思って見わたすと、向こうの岩の上に白髪の婆がいて、アーアー言って髪を撫でていた。ひひというものだそうだ。ヒヒはは猿の年を経たやつだという。
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クチサケオンナ
1990年 宮城県
口裂け女。美人だが口が耳まで裂けており、マスクで隠している。髪が長くすらっとしている。いつも斧と鎌を持ち歩く。赤い車に乗っている。100mを5秒台で走る。「きれい」と人に聞き、口を見せて追いかける。殊に美人を羨んで追いかける。犬とポマードが苦手。
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ヤマウバ
1982年 新潟県
婆が湧水で髪を洗っていたが夕方になると見えなくなる。都の婆と山姥が争っている時、山婆が鼓を叩く真似をしただけで、鼓滝の底から音がしたので、都の婆が負けを知って去って行った。
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バアトイシジゾウ
1956年 宮城県
昔、老夫婦がいた。婆が庭を掃いていると角から豆粒が1つ転がり、馬小屋の側の小穴に入った。婆がもったいないとその穴を掘っていくと、広い野原に出てそこに石地蔵が立っていた。婆が地蔵に豆が転がって来たかと聞くと、地蔵が「豆はそこの俵の中に入ったが、まあ遊んでいけ」というのでしばらく休んでいた。地蔵は「今から面白いことがある。何があっても声を出すな。俺が手を上げて合図したら鶏の鳴く真似をしろ」といったので、婆は俵の中で黙って待っていると、鬼が集ってメクリ(賭け事)をはじめた。鬼が金を出して盛んになってきたとき地蔵が合図し、婆が地蔵の言うとおりにすると鬼はみんな逃げ、婆は鬼の金を地蔵からもらって帰った。隣の慾深婆が火を貰いにきたときその話を聞き、真似をするが、地蔵の合図する前に鳴いたので、鬼にばれて両耳をもがれて帰ってきた。
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モモエダノマツ
1938年 鳥取県
この松に関する話は色々あったが、今は知る人もいない。
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(ゾクシン)
1983年 群馬県
清水堀では夜に小豆婆が出て小豆をザクザクとといでいた。
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アズキバア
1936年
夜中、小川のほとりとか小暗いところに小豆婆あが出た。小豆をといでおり、人を化かしたり捕まえて食べたと言う。
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(タヌキ)
1938年 福島県
ある娘が婆と山に行き、婆は一足先に帰った。家に着いたと思われるころ、婆の姿をして山へ登って行くのを見た。(片目の狸が化けたのだろう。)
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クチサケオンナ
1990年 宮城県
口裂け女。口が耳まで裂けていて、鎌を持っている。出会う人に「私きれい」と聞き、きれいと言うと「あなたもこうしてあげる」と口を裂かれ、ブスだと言うと鎌で殺される。ポマードと言うと逃げていく。
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アズキアライ
1988年 茨城県
朝早く歩くと、小豆洗いが出てきて、小豆研ぎましょか、人を食べましょか、と言いながら、ザクザクと音をさせる。だから早朝歩くものではない。
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ホトケサマ,(ゾクシン)
1931年 (不明)
仏様の悪口を言うと口が曲がる。
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ジュウバコババ,タヌキ
1935年 熊本県
狸がよく重箱を提げた婆に化けて出たという。それを重箱婆と言った。
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シラガノロウジン,ダイジャ
1991年 秋田県
雄物川は、数百年前に川上から白髪の老人、或いは大蛇が波に乗って降りてきたことから白髪水と呼ばれるようになった。
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クチサケオンナ
1990年 宮城県
口裂け女。口が耳まで裂け、髪が長くマスクをしている。足が速い。短気で自信過剰。「私きれい」と聞き、「うん、きれい」と答えると「これでもか」と言ってマスクをとって追いかけてくる。
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ヒョウスボ
1965年 宮崎県
山小屋で、夜、ヒョウスボの悪口を言うと、わるさをするという。それでも悪口を止めないと、小屋を揺すってくる。
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アズキザックリ
1988年 長野県
道に小豆ざっくりが出る。
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