フナダマサマ 1992年 宮崎県 船霊さまは沖に出るとき「チッチッチッ」と声を出す。漁師はこれを聞くと「船霊さまが勇みなさったからマンがいい」と喜ぶ。漁師の家族もこの声を聞くことがある。
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フナダマサマ 1968年 愛媛県 天候が悪くなる前に、船霊様が「チンチン」と鳴る現象を「船霊様がいさむ」という。これは悪いことの前ぶれだという。
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ヤマニデルヨウカイ,チョーチン 1987年 長野県 山にはチョーチンがでる。
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オクリスズメ 1924年 和歌山県 夜でるときにチンチンと雀が鳴く音が聞こえたら、狼が追ってくる。
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フナダマサマ 1968年 愛媛県 大泊の港に船を止め、山越しして粟生まで帰ってくる途中で、「チンチン」という音がすることがある。このことを「船霊様がついてくる」という。
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カネノオト 1990年 長野県 チンチン屋敷とは、北埴原のいたちが城にある屋敷跡である。ある六十六部が村人の誤解で殺された。その墓から毎晩チンチンと鐘の音が聞こえてきたので、村人は丁寧に供養したという。
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フナダマサマ 1946年 愛媛県 船霊様がいさむのは大漁か時化の前兆。
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ヒトノシ 1946年 静岡県 馬啼きが悪いと人が死ぬ。
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オクリスズメ 1981年 和歌山県 晩方、送り雀が山道でチンチンと鳴き声をさせてついてくる。
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オクリスズメ 1981年 和歌山県 晩方、送り雀がチンチンと鳴き声をさせてついてくるが、悪いことはしない。
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フナダマサマ 1992年 宮崎県 船霊さまは船の災難と難破を悟り、船から離れて船主の家に行き、啼くという。船主が陸上で遠出をするときにも、ついてきて守護してくれるという。
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シノヨチョウ(ゾクシン) 1976年 宮城県 カラスが普段と違ってせわしなく啼いたり、つかれたように啼くと人が死ぬ。
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カラス,(ゾクシン) 1933年 宮崎県 鳥啼きが悪いと死人がある。
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(ゾクシン),キツネ 1938年 福島県 狐がコンコンと啼くのは喜び事があると考え、ゲァゲァと啼くのは凶事があるという。
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フナダマサマ 1940年 山口県 船霊様の祠がちっちっと連続して小さな音を出すことがあり、これを「船霊様がいさむ」という。この音は並んでいる他の船には聞こえず、船霊様がいさむと船に何か吉凶が起こるといわれている。船霊様は船頭の袂に移ることがあり、そこでいさむことがあるので、船頭は船霊様が移ってくる左の袂には物を入れないという。
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カラス,(ゾクシン) 1940年 秋田県 一声烏が啼くと人が死ぬ。
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オクリオオカミ 1965年 和歌山県 夜歩きするときにはおくりオオカミが出る。チンチンと音がするので、振り向いてはいけない。夜歩きはするものではない。
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カッパ,ヤマウバ 1984年 福島県 深い水の中には「河童」がいてチンチン取られるし、山の中には山姥がいるから、水浴びと山には1人でいってはいけないと言われる。今でも山へは1人で行くのはいやだし、腰には鈴をつけないと歩けない。
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オクリスズメ,オオカミ 1948年 和歌山県 送り雀は夜に山道を歩いているとチンチンと鳴きながらあとをつけてくるが、誰も姿を見たことはない。送り雀がついてくると、狼も一緒についてくるといわれている。
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フナダマノサエズリ 1942年 新潟県 船霊の囀りは吉事の前兆である。鈴虫の鳴き声のように聞こえる。
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ヨスズメ,オクリオオカミ 1976年 和歌山県 夜、山道を歩いていると、狼が後をついて来ることがある。これを送り狼という。ヨスズメと言って夜道を歩いているとチンチンと雀がついて来るような音が聞こえることがある。これを送り狼の音だと言う人もいる。
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