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検索対象事例

ヤマンバ
1983年 愛媛県
12月のヤマンバの洗濯日に里人が洗濯すると暴風雨となる。その日に洗濯した家の子どももさらっていく。

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ヤマンバ
1929年 長崎県
12月20日は山姥の洗濯日だから、洗濯をしない。25日だとも言う。
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センタク
1942年 岩手県
28日に洗濯すると、死にやすくなる。
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ヤマジョロウ,ヤマンバ,ユキンバ
1985年 愛媛県
ヤマンバをヤマジョロウとも呼ぶ。奥山に住み、人の子をさらう恐ろしい老婆である一方、豊作や幸運をもたらす。一二月のヤマンバの洗濯日に洗濯をすると暴風が起こり、その家の子をさらっていく。雪オンバ・ユキンバとも呼ばれる。
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センタクキツネ
1934年 静岡県
平釜川の近辺にある寺の木が茂っている所に、夜になると狐が出て川でザブザブと洗濯をする音が聞こえる。それを洗濯狐という。
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オオオトコ
1913年 岩手県
山へ草刈りに行き、見知らぬ沢に出ると、そこに多くの洗濯した衣類が木の枝にかけて干してあった。驚いていると、1人の大男が出てきて、その洗濯物を集め、たちまち谷の方へ見えなくなった。
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キモノ
1939年 千葉県
人が死んで七日目に川へ洗濯に行くが、その着物は袖を通さずに引っかけて干すので、袖のある洗濯物は必ず袖を竿に通して掛けるという。
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ハテノハツカ,ヤマウバ
2001年 香川県
12月20日をハテノハツカという。この日は山姥が洗濯しているから山越しをしてはいけない。また、小石川で罪人の首を切った日であるとか、罪人の首が切られる日であるとも言われる。
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オニ
1999年 宮崎県
青島海岸の奇岩は鬼の洗濯板といわれている。
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マモノ
1986年 奈良県
オシメを夜干しすると赤ん坊が夜泣きをする。洗濯物に魔物がとりつくので。
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カミガミ
1982年 新潟県
10月29日の神送りの日には神々は白馬に乗って出雲へ洗濯をしにいき、神荒れ・九ン日荒れといって風が吹くという。
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キツネツキ
1972年 千葉県
お婆さんが洗濯しながら、コンチクショウと繰り返し何かを追い払うしぐさをする。狐がついて居るのだと噂になった。
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ウブメ,ヌレオナゴ
1985年 愛媛県
千眼寺の修験である善徳院が、夜に駄場川の飛石を渡ろうとすると、ヌレオナゴが洗濯をしており、赤子を抱いてくれという。善徳院が赤子を抱くと石のように重い。洗濯を終えた女はお礼に大力を与えた。
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エセコ,ヘビ
1961年 秋田県
エセコが家の裏の井戸で顔を洗ったり洗濯をしたりしていたら、いつの間にか蛇体になり、大暴風雨の時に身を隠した。そして一夜のうちに大きな沼ができ、そこの主になった。これをエセコ沼という。
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ヤマンバ,(ヤマニデルヨウカイ)
1990年 長野県
山にはヤマンバが出るという。
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(ゾクシン)
1951年 徳島県
旧暦12月20日は「果ての二十日」あるいは「果つる二十日」という。この日は悪いことが起こる事が多いので、遠方に行ったり、大掃除・婚礼、洗濯でも大きな事は行ってはいけないという。
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カッパ
1955年 山形県
数馬の川ので女が洗濯をしていると、川の深い所から髪をザンバラにしたものが顔を上げた。屋根造りの人に話したところ、カッパだろうということになって捕えにいったが、いなかった。
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ヤマノカミサマ
1968年 佐賀県
12月2日は山の神様が集会して洗濯をする、山の計算をする、といって山に入ってはいけないとされている。山の神様が計算をする時には味噌汁を作るので、この日に味噌の匂いをかいだものは病気になる。
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ヤマニデルヨウカイ,ヤマンバ
1987年 長野県
山にはヤマンバがでる。
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センタクババ,タヌキ
1956年 群馬県
日が暮れて、イツトキ(2時間)位たった時分、浅い川淵などで、よく誰かが洗濯でもしているような音を耳にする。これは「センタクババ」と言って、狸が化けるのだと言う。
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ヤマンバ
1990年 香川県
大きな女が年をとるとヤマンバになる。夜、山番が、ヤマンバの声を聞いたという。
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カワコゾウ
1959年 静岡県
「泉屋」という家には阿多古川の河小僧(河童)が時々来て、夏、夕立が来そうなときなどは洗濯物の取入れを手伝ってくれたという。
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