国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ヤマイヌ,ヤマノマモノ
1983年 愛媛県
家を建てるときは尾先きを忌地として嫌う。ここは山の神の使いである山犬や山の魔物が尾根づたいに歩いて来る場所で、この地に家を建てると必ず祟りがある。

類似事例(機械学習検索)

(ゾクシン)
1958年 香川県
家を建てるのに「尾ざき、谷口、宮の前」に建ててはいけない。ここに建てると不幸が続く。
類似事例

(ゾクシン)
1986年 愛媛県
家を建てるときの俗信。悪魔が下りて来るから、山のうねには家を建てるな。家を建てるときや土地を広げる時には方除けをする、これは神様がいたらこらえてくださいということである、など。
類似事例

カワノヒト,カッパ,ガッパ,ヒョウスンボ
1981年 宮崎県
春山から降り、秋に山へ帰る。秋に山へ帰る際、山の尾根をつたって上がるとされその道筋に家を建てると七代先まで祟られるという。
類似事例

(キンキ)
1973年 富山県
オコジョは山の神の使いなので嫌う。
類似事例

(キンキ)
1973年 富山県
オコジョは山の神の使いなので嫌う。
類似事例

ナワメスジ,マショウスジ
1983年 愛媛県
大山の大尾根通りの山筋をナワメといい、魔性筋と呼んで嫌う。不気味な場所で、ここに家を建てると枕返しをされる。朝起きると反対向きに寝直っているという。
類似事例

ヤマノ
1988年 長野県
山には山犬が出る。
類似事例

ガワッパ
1985年 熊本県
河童の通り道に家を建ててはならない。
類似事例

タタリ
1991年 愛媛県
ある人が家を建てたら、3年に一人ずつ死んだ。祟りのある土地というのもあるかもしれない。
類似事例

ヤマノカミ
1963年 群馬県
山の神のお使いは狼とか山犬と言われている。仕事で山に入るときは「サル」という言葉を使ってはならない。
類似事例

ヤマイヌ,ヤマノカミサマ
1941年 福島県
夜に歩いていると、昔はよく山犬が出るので、腰に火縄を提げて歩いた。また、山の神様(山犬のこと)によく憑かれる人がいた。その時は小豆飯を出すと、山犬は食べて帰っていく。頭の上を飛び越す時にする小便が目に入ると目が潰れるので、山犬が付いて来たら下を見て歩かなければならないという。
類似事例

イミチ
1987年 静岡県
藤守には忌地が3ヶ所ある。秋葉さんの御燈明があったところは、戦時中に常夜灯が焼けたあと周りの3軒が焼けてから、悪い場所と言われて誰も買う人がいない。他の買うと忌地も病気や早死にが出るといわれている。
類似事例

マショウモンミチ
2002年 香川県
家を建てるときに、笹を四隅に立てて注連縄を張り、それが一晩のうちに倒れたらマショウモンミチといい、家を建てるのを止めたという。
類似事例

(ゾクシン)
1942年 不明
墓地の跡に家を建てると金持ちになる。
類似事例

シノヨチョウ(ゾクシン)
1974年 山梨県
尾根にカラスが止まると、そこの家で人が死ぬ。
類似事例

マモノ,グヒンサマ
1959年 長野県
知らない山では北枕に寝ると、魔物が防げる。グヒンサマは尾根や川さきを通うので、そういう場所に小屋をかけてはいけない。グヒンの通う尾根のホツに家をたてると夜人声がしたり、うるさくて練られない。
類似事例

ヤマイヌ,ヤマノカミ
1993年 静岡県
両親が山のツクリ(焼畑)をしていたときのこと。飯を炊いたり茶を入れたりしたときに山の神に奉げる初穂をうっかり忘れたら、その夜は一晩中山犬が不気味な声で鳴いていた。山犬は山の神そのものか、その使いである。
類似事例

マモノ
1955年 愛媛県
家に破風を設けてはいけない、という家がある。昔そこから魔物が家に入ったからだという。
類似事例

ヤマカガシ
1937年 愛知県
山かがしは家の神様のお使いであるという。家の近くの土手や倉の側などにいるのは、家の神様のお使いだからかまってはいけないと言われている。
類似事例

ヤマカガシ
1915年 愛知県
ヤマカガシが雷鳴のするとき天に昇っていくのを見たという話がある。また、神様のお使いだともいう。愛宕の使いとも、山の神の使いだともいう。
類似事例

キツネ,イナリサマ
1988年 茨城県
狐は殺してはいけない。稲荷様のお使いだから祟る。狐の祟りで家が潰れることもある。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内