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検索対象事例

テングノハネノオト
1983年 岡山県
苫田郡富村大には、山中の経験を克明に記憶している老練な猟師がいた。その話すところによれば、「天狗の羽休め」という木があり、そこを通ると天狗の羽の音がするのだという。この羽の音が聞こえなくなったら、猟はやめなければならないのだという。

類似事例(機械学習検索)

テングダオシ
1983年 岡山県
苫田郡富村大には、山中の経験を克明に記憶している老練な猟師がいた。その話すところによれば、天狗倒しといって、風のないときに山の木が一度に倒れる音がするのだという。
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ヤマノカミ,ロウバ
1983年 岡山県
苫田郡富村大には、山中の経験を克明に記憶している老練な猟師がいた。その話すところによれば、山で老婆に出会ったら、物陰に隠れてその姿を見ないようにしなければならない。山中にいる老婆は山の神の姿であり、これをまともに見てしまうと必ず災いがあるのだという。
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テング
1970年 岡山県
天狗の羽休めという木があり、そこを通ると天狗の羽の音が聞こえる。雪が降ったときに天狗岩を通ると山鳴りがする。天狗倒しと言って風もないのに山の木がいっぺんに倒れるような音がすることもある。
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ジョフク
1978年 山梨県
徐福たちの魂が3羽の鶴になって留まっているといわれる大原で、元禄11年3月29日、1羽の鶴が死んだので、役人が検分に来てその羽と肉を江戸へ献上し、骨を福源寺に葬った。寛政6年3月に2羽の鶴が自分で羽を抜いて落ちてきたが、その場所はわからなかった。
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ミサキ
1983年 岡山県
苫田郡富村大のある家では、部落の西南のはずれにある山中のミサキブロ(森)の中にミサキを祀っている。
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テング
1956年 岡山県
苫田郡には天狗岩があり雪の降った日に近くを通ると地響きがする。また山中には時々天狗が飛来するとき天狗倒しという山の鳴動が聞こえる。
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テング
1918年 京都府
鞍馬山には大僧正という天狗がおり、天狗杉で羽を休めるという。
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ハス,ツル
1973年 愛知県
三河国渥美郡鷲田村の百姓磯八が、6月11日に蓮の葉をとり、瓦野という場所で干していた。すると翌日4時頃から葉が次々と浮かび上がり、9時頃には150枚ほどにもなった。もはや上の方は見えなかった。その中から白い鶴が1羽降りてきて虚空に上がり、その後東から白鶴が3羽来て1羽は虚空へ、2羽はまた東に飛び去ったという。
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テング
1967年 岡山県
カブト山には天狗が住み、山のふもとの青池のことを天狗羽洗の池という。山伏がいたのであろう。
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テング
1973年 福井県
山ノ神講にかける掛図は天狗が大きな木を担いでいる絵であった。炭焼きの人が天狗の大太鼓の音を聞いた。そこには天狗岩という大きな石がある。六斉念仏の時の太鼓を打つ音がした。仕事をしているとその音がするが、やめると聞こえなくなる。など。
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ニワカラス
1989年 山梨県
奈良田に限り、2羽烏という。これは孝謙天皇が民を惜しんで2羽に封じ込めたからであるという。
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オンナ,ヤマガミ
2000年 福島県
猟師が山中で、女と出会った。山の神が、殺生を止めさせるために現れたのだと考え、猟師はそれから猟をやめた。
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テング
1990年 福島県
昔、天狗岩では、天狗が木を切っている音が聞こえた。
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アヤシキトリ,キツネ
1974年 京都府
兼好法師が内の宿直から退出しようとした際、萩の戸の庭の方に怪しげな鳥が羽をふって、嘴を怒らして飛び下ってきた。人々が恐れていたので法師が2羽を弓で打ち落としたところ、一つは足に黒い毛が生えており、もう一つは非常に赤い色をしていたという。博士を呼んでこの鳥の名前を聞いても答えられず、しばらくすると2羽とも狐になって消えたという。
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(ツバサノモジ)
1977年
ある時近辺の池に鴛鴦が雌雄で遊んでいたが、一羽の鴛だけが池辺に残って去らなかった。それを安芸国中村城主である阿曾沼中務太輔が撃って、その翼を見てみると、左羽に漢詩の一部、右羽に和歌が現れていた。
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カラス,(ゾクシン)
1975年 山口県
人が一人死ぬと、カラスが一羽死ぬ。
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テング
1937年 福井県
松倉谷には天狗がいる。人がいないのに木を切る音がすると、それは天狗だろうといわれる。
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テング
1956年 群馬県
山には天狗がいる。樵木が山で木を伐っていると斧で木を伐る音や大木の倒れる音がする。そんな時、樵木は木を伐るのをやめて逃げ帰る。翌朝見に行くと木は倒れていない。天狗がいたという事を他人に話すとわざわいがあると言われる。
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テングノトオリミチ
1954年 岡山県
真庭郡等に、山頂の、人の容易に近づき難いところに天狗の羽休め松があり、その間を飛翔する天狗の通り道がある。体験した老人によると、深山を通っていると、突然に木々を押し倒していくようなものすごい山鳴りがし、その時は自然と体が地面に腹這い、身内がシーンとすると言う。これをまた、天狗倒しという。
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ヤマノカミ
1961年 島根県
ある人が山の中で山の神さんにあって気違いになった。山の神さんは天狗のような格好で羽が生えていたそうだ。
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テング
1985年 香川県
大川山へ登る途中に天狗松がある。昔は天狗がこの木の上で休んでいるところを、よく見ることがあったという。
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