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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

スワダイミョウジン,オツカイシメ,フカ
1983年 岡山県
笠岡市北木島の氏神である諏訪大明神のオツカイシメは鱶である。昔は3つの部落が一緒に神輿をかついだのだが、これらの部落が喧嘩して別々に神輿を新調したところ、沖に鱶が現れて大荒れとなり、赤痢が流行して結局神輿は出せなくなったという。

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コクソンサン
1991年 高知県
黒尊さんに関する俗信。黒尊さんは山の神でもあって、山の8合目から上には雷が落ちない。神輿を出す時には、神輿が通りそうもないところの木が動いて神輿を通す。
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オオフカ
1972年 沖縄県
漁師が水中に潜ったところ大鱶が襲ってきた。観念しつつ赤い鉢巻を鱶の目の前に広げたところ、何故か大鱶は逃げていった。
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フシギノイド,コウボウダイシ
1914年 京都府
むかし祇園祭の折に、井戸の水を御輿に捧げていると神輿が動かなくなった。そこに乞食のような僧がやってきて、水を汲んで御輿に捧げると神輿は動くようになった。後で聞くと、乞食坊主は弘法大師だった。水が汚れていたから神輿が動かず、弘法大師が清めたので動くようになったという。
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オカリヤノイシ
1956年 宮城県
承応3年3月、二代藩主忠宗造営の宮町東照宮が落慶したおり、神体の東照権現の木造坐像を載せた神輿を迎え、ここに仮宮を設け一夜安置した。それ以来大祭の神輿渡御の御旅所となった。石は神輿を据えたときのもので、記念の彼岸桜の老木が残る。この辺で小便をすると気絶したり、道に迷ったり、火のついた燃え木尻が飛んできたり、など、不浄を絶対に禁忌とした。
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カミサン,アンザン
1976年 長崎県
昔、ある人が観音堂に泊まった時観音と神が鱶に食われて死ぬ子供とその防ぎ方を喋っていたのを聞いた。家に帰ると息子が生れたいたので聞いた通りにすると鱶に食われず助かった。
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スワジンジャノカミ
1965年 山梨県
諏訪神社の御使いである白蛇が川水の上を「麻からのくき」にのっていたのを、初めに見つけた塩沢部落の人達によって、年々4月15日に諏訪神社の祭典が行われる。その際には神輿の渡幸があり、祭りの前に富士川の河原に御小屋をたてるが、ある年、これを建てなかったことがあった。すると、この部落に伝染病が流行したことから神様の御怒りに違いないというので、その翌年から再び建てられるようになった。
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イド
1930年 群馬県
ここは昔から上中下の3部落にわかれているが、このうち上部落だけには井戸が無い。氏神の飯霊明神が嫌っているからだといわれている。
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(ゾクシン)
1982年 群馬県
夢に関する俗信一束。蛇の夢は金が入る、天王様の神輿を担いだ夢を見ると死ぬ、など。
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コウジン,マモリガミ
1983年 岡山県
笠岡市北木島町豊浦では、荒神は火難・水難・盗難の守り神であるといわれている。
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サンキョウダイ,フカ,タツマキ
1986年 沖縄県
慶世村には、3人の息子が父親を謀殺しようとしたが、父は鱶に救われ、3兄弟は龍巻で死ぬという話が伝わっている。この説話は、鱶を食べることの禁忌、龍巻の起源、旅人のいる家では棟をあらためない習慣の由来を説明しているという。
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オツカイシメ,キツネ,オヤテイ
1983年 岡山県
矢掛町羽無の氏神である吉備津神社のオツカイシメは狐で、部落で火事があると鳴いて知らせるのだといわれている。オツカイシメはオヤテイともいうが、この後者の方が古い呼び方であったらしい。
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フカ
1981年 静岡県
海上で大鱶が舵に噛み付き、船が動かなくなる。客の番頭を食べたがっているので、服を身代わりにして逃れる。その夜、番頭が宿に入ると大鱶が描かれた手水鉢がある。かっとなって殴りつけ、手を怪我する。その傷口から腕が腫れだし、番頭は死んでしまう。
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アオダイショウ
1972年 岐阜県
岐阜県の諏訪神社で、神輿を移す時、青大将が社地にいて動こうとしない。金森家の家臣が怒って梅の枝で蛇の頭を打ち、蛇は左の目を傷つけてその地を去った。
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ミツケテンジン
1974年 静岡県
東海道の見付宿にあった天満宮の祭礼では夜に神輿を渡すのだが、その時は一切の火気を禁じ、声を出せば災いがあるといわれている。
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(ハネトバサレル)
1983年 岡山県
ある人が笠岡市北木島の長谷を通ると、はねとばされて海に落ちた。幸い、岩と岩の間に体が挟まれて無事であった。
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オツカイシメ,カメ,オオガメ
1983年 岡山県
笠岡市小飛島の氏神である島大明神のオツカイシメは亀である。大明神の崖の下に時々大亀が浮かび上がってくるが、これを見た者は手を打つという。
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ヒトダマ
1958年 神奈川県
八坂神社の8月1日の祭礼、テンノウサマの良く晴れた晩に人魂があらわれ神輿の間をぬうように飛んだ。
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ウマヅカ
1956年 宮城県
増田七所天神の六、第六天神。昔ここを小豆島牛頭天王の神輿が通るとき、天が俄に荒れて神馬が死んだ。牛馬の病気平癒の霊験あり。
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イヌ,イナリ
1949年 鳥取県
氏神様が稲荷のため犬は飼わない。村に赤痢が流行したとき、村はずれの家で犬を飼ったからだといわれ大騒ぎになったことがある。
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タモンガフチ,カネ,フカ
1943年 徳島県
多聞ヶ淵は毎年少なくとも1人の人命を奪わなくてはすまない。鱶にみいられた鐘が落ちたのが原因であるという。
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ヒバシラ
1988年 山形県
部落に「火柱」が立つのは、どこかの家が火事になる前兆である。だから「火柱」を見た人は、直ちに部落の者に教えることになっている。
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