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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ゴンゲンサマ
1990年 長野県
昔、タエムじいさんという人がいた。この人がししが平に行ったところ、一つ目の怖い顔をした権現様が出てきてにらみつけ、「帰れ」と言った。素直に帰ってきたじいさんの家は何代も続いて栄えているという。

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ムジナ
1964年 福島県
平野庄七が山小屋へ止まっていたとき、片目のじいさんがきて泊めてくれといった。その後、しかけておいたおそ(わな)に片目の大きなむじながかかって死んでいたから、じいさんはむじなだと思ったという。
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ヒトツメコゾウ
2002年 神奈川県
一つ目小僧は大きい目玉が顔の真ん中に一つある、非常に怖い顔。
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ヤマノジサン
1986年 愛媛県
夜専門の猟師が火にあたっていると猟犬が身体を水にぬらして何度も薪を消してしまう。猟師は怒って犬を殺す。すると突然髭をボウボウに生やしたおじいさんがあらわれて、火にあたり出した。猟師はお爺さんが怖くてたまらずにいたが、じいさんが眠り始めたので一生のうちに1、2度しか使えない八幡大菩薩に関係のある玉で鉄砲を打った。じいさんは谷底へころげ落ち、誰かがすがりついて泣いているのがわかった。猟師は逃げ出し、1年ほど経った後その場所へ行ってみると白骨になっていた。これが山のじいさんではないかという。
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カミカクシ
1968年 福井県
ある人が山で柴刈りをしていたら、じいさんに「敦賀の祭りを見せてやる」といわれ、目をつぶって明けたら敦賀の町にいた。祭りを見て飲み食いしたあと、また連れてきてもらった。家に帰ると何日も過ぎていて、心配されていた。
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ヒトツメノオオオトコ
1992年 山形県
古い家の前を通ると、1つ目の大男が、じっと通行人をにらみつけていると言う。
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テングサマ,カミカクシ
1989年 長野県
子供が神隠しにあって帰ってきて、てんぐ様に連れられて大阪に行ったなどと言う。だいたい3日から5日すると帰ってくる。村中で探したところ、家の庭にいたということもあった。神隠しにあって、帰ってこない人もいたという。
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ウシオニ
1985年 和歌山県
じいさんが滝のあるところを通ったら、真っ赤な牛鬼が出てきたので逃げた。牛の鳴き声がするので外に出てみたら、牛鬼が牛小屋に入ろうとしているところだった。大きな声を出したら、牛鬼は何もしないで帰って行った。
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エンコ
1985年 愛媛県
昔、大江の池に片手を縮めると反対の手が伸び、人の肛門を抜くと恐れられたエンコという怪物がいた。頭の皿に水があると剛力で、水がないとつうつうになる。金物が大嫌いだった。エンコはある日吾平じいさんに悪さをしようとしたが、知恵者のじいさんにやりこめられて逃げた。
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キツネ
1977年 和歌山県
昔、ある人が田辺まで行って魚を買って帰ってきたが、途中の峠で狐に憑かれて帰ってくることができずに尾根まで登ってしまった。村ではその人が帰ってこないので皆で探していたところ、峠から迷い歩いたところに点々と魚が落ちていたので見つけることができたという。
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ソレイ,ムエン
1959年 山梨県
盆に先祖の霊が帰ってくる時、何人かの無縁仏を一緒に連れて帰ってくると考えられている。
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タヌキ
1985年 高知県
御飯の前に出て行った人が全く帰ってこないので心配していると、午後になってぼろぼろになって帰ってきた。おそらく狸に化かされていたのだろう。
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ヒトツメタタラ
1985年 和歌山県
夜、山道を一人で歩いていた。誰かが前を歩いて行く気配がするが、いくら見ても誰もいない。ふと顔を上げて見ると、目一つ、足一つの人がいた。それが一ツ目タタラである。
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ヒトダマ
1990年 長野県
隣のじいさんが亡くなったとき、総本家のばあちゃんが、蚕室の下から人魂が出ているのをみたという。死んだ人の魂は60日間ヤナミいるという。
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キツネ
1983年 千葉県
6人の強気のじいさんたちが、よそへ行って帰ってくる途中、ないはずのところに川があり、仕方ないので入って、「おおふけぇ、おおふけぇ」と言いながら歩いたが、実はソバ畑だった。
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オミツタヌキ
1986年 愛媛県
昔三津街道の出入り口を三津口といっていた。辻番所があった。佐兵衛じいさんが雨の降る冬の夜、辻版をしているとべっぴんの娘が現れた。傘もささず、友禅の振り袖も長く腰のダラリの帯はしっぽのようにも見えたので、じいさんは狸と見破った。ナワでしばっていぶすと、雑魚を狙ったおみつ狸だった。
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キツネ
1957年 和歌山県
狐に化かされ連れて行かれたまま帰ってこない人がいる。
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マメダヌキ
1960年 愛媛県
山に木を切りに行っていると、頭が変になり、夕方になっても帰ってこない。家族などが探しに行って連れて帰ろうとすると、「にぎやかなところへ行く」などと言って帰ろうとしない。背中をたたいたりしながらみんなで無理やり連れて帰るうちに正気にかえるが、当人はまったく覚えていない。これを島の人は「豆だぬきがひっぱった」という。
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ナメクジリ
1980年
いのししが巣の中にいる時に、なめくじが多く集ると、一夜にしていのししが溶けて茸になる。なめくじはそれを食べるという。
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タヌキ,キツネ
1986年 愛媛県
とあるおじいさんが山で炭を焼いていて夜に炭火を止めようとして小屋の中にいるうちにうとうとしてしまった。そのとき、「じいさん弁当持って来たぞ」という声が聞こえたのだが、だれもいなかった。たぬきやきつねは人の口真似が上手く、実際何をいっているかわからないが、人が遠方で話しているのと同じようなかんじに聞こえるのである。
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ヒトツメコゾウ
2002年 神奈川県
一つ目小僧は2月8日に天に帰る。
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ヒトツメコゾウ,メヒトツコゾウ
2002年 神奈川県
一つ目小僧は妖怪、悪神、疫病神の類。目が一つで顔が大きく、足が一本ともいう。
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