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検索対象事例

チノイケ
1987年 長野県
閼伽流山頂仙人ヶ嶽の北150メートルにある。昔,ほととぎすがこの池の端で鳴いて血を吐き,そこの水が赤く染まったので血の池になったという。

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チノイケ
1987年 長野県
閼伽流山頂仙人ヶ嶽の北150メートルにある。この池で雨乞いをすると必ず雨が降るとされ,昭和になっても一度あった。
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ダイジャ
1978年 滋賀県
温泉ヶ嶽の山頂に池があるが、見るたびにその様子は異なり、五畝歩あるいは一反歩という。この池には大蛇が住んでいるという。同字の向手尾という山頂にも昔池があったというが今はない。この両池を姉妹池といい、昔は双方に大蛇が住んでいたが、向手の池は村里に近いため、村人が付近の木を伐採したので大蛇は奥の池に移り、そのため池の水は乾いたという。
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(ゾクシン),コイ
1933年 滋賀県
余呉湖にいる血鯉は賤ヶ嶽合戦のときに余呉湖が血で染まったときにできたのだという。鰭かどこかが赤いもので、乳の出る妙薬だともいわれている。稀に琵琶湖でもとれるらしい。
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ホトトギス,ホトトギス
1980年
ほととぎすは鶯の巣に自分の卵を産む。しかし鶯が北向きに巣を作っていない時には、ほととぎすは卵を産み付けないという。
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センニンダケ
1944年 山形県
仙人嶽には仙人が住んでいて、人間が登って浄域を汚すことを嫌う。山に入ったものは2度と戻らず、帰ってきたものがいても、すぐに死ぬ。仙人澤には一生山を下らぬ修行者がいて、湯殿山に奉仕している。
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スギノキ
1978年 岐阜県
古ヶ池の森に一本だけある杉の木は、切ると血が出ると言う。
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ダイダホウシ
1915年 長野県
それぞれ山頂にあるにもかかわらず、夏も水気が絶えない。昔、大蛇法師が一跨ぎにしたのだという。その時両手に提げていたのが、男嶽と女嶽である。そのためこの2つの山は山脈から離れたところにある。
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チノイケ
1992年 愛知県
大御堂寺の大門東側にある小さな池は、長田父子が義朝を殺した後にその首を洗った池である。国に大事があるとき、その前触れで池の水が血のように赤くなることから、血の池といわれている。また、義朝の霊魂が氏族を守るため凶事を知らせるともいう。
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ダイジャ
1985年 新潟県
野々見池の大蛇と鼻ヶ池の大蛇が斬り合いをして、渋海川が血で染まった。野々見の大蛇がそのとき使ったという刀を伝える家があったが、売ってしまって今はないという。
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チノイケジゴク,(ゾクシン)
1939年 和歌山県
産で死んだ人は血の池地獄に落ちる。
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エンショウジノナナフシギ
1941年 埼玉県
円照寺には、蛙が鳴かない、池の鰻が片目である、池の水が赤い、田螺が金色になる、池の水がくもると3日以内に雨が降る、旱天でも水が絶えない、池の中に草が生えない、という七不思議がある。
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ウシイシヅカ
1943年 大阪府
牛石塚とよばれる、大きな牛が横たわった形の黒い石がある。神の地として人々は近寄らない。昔この石を切ったところ、血が流れて池に流れ込んだ。その池を半分血池、大方血池、大方池、ハブ池などという。
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クマノアナ
1987年 長野県
昔,平尾山の熊の穴に鶏を入れると地の底をくぐって香坂村の閼伽流山に出て鳴いたという。
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ダイジャ
1976年 京都府
大蔵神社のあたりのことを橋ヶ谷という。橋ヶ谷の池の端には大蛇がいた。大蛇が音を立てるので、人々が怖がったという。
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ゴボウ
1980年 和歌山県
北の畠の端にゴボウを作ると、死ぬ。
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ウブメ
2000年
お産で亡くなった女がうぶめになる。腰から下は血に染まっている。
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センニン
1994年 埼玉県
浦山と東京都の境にある千元峠には青仙人が住んでいたという伝説からその名がある。わきにある一杯水は仙人の井戸水だという。
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イワガミヤマ,センニン
1956年 宮城県
仙人がいたという。県境の二井宿峠の南。仙翁岳とも称し、下の谷は仙人沢。仙人は犬をつれて稀に人の前にも姿を見せることがあった。この犬が石に化した犬石がある。
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テングバヤシ
1956年 茨城県
土嶽の山頂には天狗様が祀ってある。雨の日が続くと天狗様がテントウ祭りを行い、その音が聞こえる。
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モチ,タタリ
1993年 静岡県
裾野市の十里木の横山イットーはセッキ(正月)に餅つきをしてはいけない。ある年の暮れ、小田原の落武者が逃げ込んできて追っ手と斬り合いし、餅が血で染まった。以来暮れに餅を搗くと血で染まる、火事になる、という。
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リュウ,アマゴイ
1954年 三重県
お熊ヶ池に住む竜が美男子に惚れ、美男子の体は竜になった。夜になると竜は血を流して池に帰ってくるといい、池の一帯は今も赤土で、池に祀られているお熊が泣きながら池に通ったという。池では雨乞が行われる。
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