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検索対象事例

サクガミサマ
1982年 新潟県
2月15日の晩に「二月の十六団子」という16の団子を一斗枡の中に飾り、神前に供え、翌朝、小豆に入れてみんなで食べる。食べる前に空臼を鳴らす。「杵の音で作神様が天から下りてくる」という。秋は「十月の十六団子」といって、15日の晩に十六団子を作って一斗枡に入れて神前に供える。この時は杵の音はさせない。臼の上に杵を上げておく。それを台にして作神様は天へ上って行くといわれている。

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ヤマノカミサマ,タノカミサマ
1982年 新潟県
2月16日には「山の神様が田の神様に下がる」といい、この日には餅をついて16個の丸餅を神棚へ供えるが、その餅をつく前に空臼を3度たたく。10月16日は「田の神様が山に上って山の神様となる」といって、春と同様十六餅をつき、その後空になった臼を3度たたき十六餅を神棚に供える。ここでは「空臼の杵音について下がる」「空臼の杵音について上る」という。
類似事例

ヤマノカミ
1977年 山形県
2月16日、山の神が木を数えながら山から下りてくる。この日は、団子を供えるが、忙しいときは臼を杵でたたいて音を出す。
類似事例

タノカミサマ,オタノカミ,タノカミ
1982年 新潟県
3月16日は「お田の神」で、早朝に手杵で空臼をつく。この音で田の神様が高いところから下りてくるという。カラコ団子を16個作り、床の間に供え、夜には小豆煮にして食べた。11月(旧暦10月)16日も「お田の神」の日で、春下りた田の神はこの日田から上って高い所へ帰られるといい、カラコ団子を作って膳あるいは箕などに入れて神棚に供えた。田から上ってきた「お田の神」はロブチ(炉縁)で団子を焼いて食べ、天へ帰られるともいう。
類似事例

ソウシキ
1939年 長野県
葬式から帰ってきたときには、家の入り口に臼と杵を出しておく。杵で臼の中を二三回搗いてから、家に入るという。
類似事例

タノカミ
1982年 新潟県
2月16日と10月16日は田の神まつりが行われるが、田の神が下りるときには杵を横にし、上るときには縦にして十六ダンゴを供える。田の神はこの杵を伝って上下するという。
類似事例

タノカミサマ,オタノカミ,タノカミ
1982年 新潟県
3月16日は「お田の神」で、早朝に手杵で空臼をつく。この音で田の神様が高いところから下りてくるという。カラコ団子を16個作り、床の間に供え、夜には小豆煮にして食べた。11月(旧暦10月)16日も「お田の神」の日で、春下りた田の神はこの日田から上って高い所へ帰られるといい、カラコ団子を作って膳あるいは箕などに入れて神棚に供えた。田から上ってきた「お田の神」はロブチ(炉縁)で団子を焼いて食べ、山へ帰られるともいう。
類似事例

タノカミサマ,オタノカミ,タノカミ
1982年 新潟県
3月16日は「お田の神」で、早朝に手杵で空臼をつく。この音で田の神様が高いところから下りてくるという。カラコ団子を16個作り、床の間に供え、夜には小豆煮にして食べた。11月(旧暦10月)16日も「お田の神」の日で、春下りた田の神はこの日田から上って高い所へ帰られるといい、カラコ団子を作って膳あるいは箕などに入れて神棚に供えた。田から上ってきた「お田の神」はロブチ(炉縁)で団子を焼いて食べ、高いところへ帰られるともいう。
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ノウガミサマ,ノウガミ,ノガミ,オノウガミ,ヤマノカミ,オボスナサマ
2001年 青森県
3月16日に山の神はノウガミになり、九月十六日にまた山の神になるといわれており、その両日には団子を作って供えた。
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(シシャ)
1973年 富山県
杵の音を聞くと死者が安心するので、人が死ぬと空臼をつく。
類似事例

(シシャ)
1973年 富山県
杵の音を聞くと死者が安心するので、人が死ぬと空臼をつく。
類似事例

(シシャ)
1973年 富山県
杵の音を聞くと死者が安心するので、人が死ぬと空臼をつく。
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タノカミ,ヤマノカミ
1977年 山形県
10月15日、16日は田の神が山の神になる日。田の神団子を作って米びつの横に供える。臼を杵で叩いて音を出す。
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ヤマノカミサマ,タノカミサマ
1982年 新潟県
3月16日を「田の神様」と称し、山の神様が山から下って田の神様になられる日だといい、この日は山へ入ることを禁じているが、前の晩に大きな団子を16作り、桝に入れて家の恵比須棚に供える。また、11月16日は「山の神様」の日で、田の神様が山へ帰って山の神様になる日だといい、この日も山へはいってはならない。春と同じく16の団子を前の晩に作って供える。
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ツボダンゴ
1956年 宮城県
2月9日、ハシリ(流し)に鍋蓋の取手が見えなくなるほど「ツボ団子」を盛って供え、その後食べる。この団子は、この年になって初めて作る団子で、この日手を洗うと手荒れしないという。
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(ゾクシン)
1978年 新潟県
岩屋堂の観音様のお堂では、3月15日に寺の人が団子を投げる。この団子を食べると、病気にならないとか、山に行っても蛇に噛まれないという。
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ミカリバアサン
1949年 神奈川県
ミカリ婆さんが来るので、十二月二十五日に団子を作って枡に盛って縁側の端に出しておく。その団子をツヂョウ団子、又はミカリ団子と呼んでいる。
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ヤマノカミ,タノカミ
1961年 新潟県
山の神が山から下りて田の神となる3月16日の前の晩に、大きな団子を16個作って夷棚に供える。
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カホウダンゴ
1956年 宮城県
11月24日は弘法大師様の日で、夜に家宝団子という黍団子を作り、その中に萩の枝を細かくして入れる。萩の枝が入った団子を食べた人は運が開けるのだという。
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キツネ
1973年 岩手県
話者の叔母が病気のときに、団子を買ってきてあげた。叔母が団子を枕元に置いて用足しに出た隙に、団子はなくなっていた。部屋には目の見えない人がいたが団子のことは知らなかったし、食べた形跡もなかった。狐に化かされた。
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タノカミサマ
1982年 新潟県
春3月16日は「田の神祭り」で、この日、田の神様が山から下りてこられ、大きなシトギ団子を16作って恵比須棚に供える。そして、秋の11月16日も「田の神祭り」で、この日、田の神様が田圃から山へあがられ、春と同じくシトギ団子を16個、恵比寿様に供える。
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テング
1972年 石川県
秋の好日、休息をしていたら、杵がひとりでに飛び上がった。そして天狗が住む天狗壁の岩頭を臼にして、杵つきを始めた。しばらくすると「見ていると面白そうだが、やってみると辛いものだ」と空中で声がして、杵がもとの所に戻った。天狗の悪戯である。
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