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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ニイボン,ホトケ
1964年 福島県
新盆の家では、仏が足を洗うといって、たらいに水をくみぞうりをそろえておく。

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ソウシキ
1939年 長野県
葬式から帰ってきたら、家の入り口で塩で手を清め、たらいで足を洗って家に入る。この時、足と足をこすって手を使わずに洗うため、平常は足と足をこすって洗うことを忌むという。
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テング
1983年 東京都
7つくらいの子が人のいない所に行っていた。ぞうりか何かがぬいでそろえてあったので、いるのがわかった。その子は天狗にさらわれたと言った。
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オクリオオカミ
1957年 和歌山県
送り狼に送られた時は、足を洗った水を置いておくと狼はそれを飲んで帰るという。
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ホトケ
1985年 静岡県
新盆に遠渡ではショウロサンといって瓜で牛の形をつくってそれに麻の芯で足をつくる。そして盆棚の蓮の上に水・飯・ソーメン・オハギなどと一緒にしておく。それに乗って仏が来るのだという。
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ヘビ
1971年 静岡県
嫁にいった女が、どういうわけかたらいに乗って川原のへりを通りたがる。あるときたらいが転覆し、女は蛇になる。後に里へ、針をいれず針箱を送るよう連絡がくる。たらいに入れて川へ流すと以前転覆したところで消えた。
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エマノウマ,タライノミズ
1978年 石川県
9月30日の神送りの日に、神さんは八幡神社の絵馬の馬に乗って出雲へ行くという。10月末日の神迎えの日に帰ってくるのだが、この日にたらいに水を汲んでおいたら、水が濁っていた。馬が足を洗ってから氏神様に行ったのだという。
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キツネ
1971年 長野県
男が親類の新盆に行く途中、狐が女性に化けるのを目撃する。後をつけると新盆の家に入った。線香を上げに来るところを捕まえようと座敷に先回りする。やがて男がいないので騒ぎになり、皆で探したところ、男は盆棚のかやの中で、狐を捕まえるぞと力んでいた。
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ヘビ,ナガミレズ,(ゾクシン)
1915年 和歌山県
髪を流れ水で洗うと蛇になるという。
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リュウノヒモノ,リュウ
1983年 岡山県
どうしても降らないときには、出雲からもらってきた竜の干物を使って雨乞いをする。新しいたらいに神社の井戸の水を汲んで竜の干物を入れると、それはどんどん大きくなってたらいの中を回り始める。そうして、雨が降ったら、お祭をしてその竜を水からあげ、しまっておくのだ。これによって雨が降らなかったことはないという。
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ヤマイヌ
1987年 岐阜県
遅く帰ると山犬が送ってくれる。家に帰って足を洗って足の裏を見せると行ってしまう。
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ホトケサマ
1943年 長野県
8月の盆の前には、家の周りの草をきれいに刈っておく。そうしないと仏様の足に引っかかるという。
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コウボウサマ
1982年 東京都
水不足で困っていた時に弘法大師が来て、水の出る場所を4箇所教えていった。その後、物もらいの坊さんが「水を一杯くんで下さい」と言ったのを断ると、実はそれが弘法様で、怒って井戸の水を出ないようにしてしまった。
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カッパ
1990年 長野県
川で馬を洗っていると、かっぱ岩のかっぱが馬にとりついて捕まえられた。かっぱが「何でもかなえるから許してくれ」と言うので、家の主人は「朱塗りの膳を20人前そろえて出せば許してやる」と言った。翌日その通りにそろえてあったので、許してやった。
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ネンブツイケ
1990年 岐阜県
花山院が池にかかる大橋から「南無阿弥陀仏」と唱えると、淵から「仏、仏」と水の音が聞こえた。高倉天皇が勅使を出して調べさせたが、本当に「仏、仏」と音がする。
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オクリオオカミ
1995年 島根県
月夜の晩、日原からの帰りに、孟宗藪のところを通ると、上の山で何やらかさかさ言って何かが付いてくるが姿は何も見えず、しばらくすると音はやむ。人に話すと、それは送り狼だろうと言う。狼は、足を洗うたらいの音を聞くと、家に入ったと安心して帰るものだという。
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ホトケ
1969年 埼玉県
盆花はミソハギで、これを迎えのときにもっていって、仏が足を洗うといってミソハギで水をかける。
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ホトケサマ
1963年 福島県
7月7日の朝、小麦の藁で作った七夕馬を母屋の屋根に上げる。この馬に乗って仏様が降りてくるという。仏様とは家の先祖のことである。この日は仏様を追い出して仏具を洗う。
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サカサダケ
1940年 千葉 県
青竹の節を抜き、逆さまにして墓の上に立てる。仏はこの穴を通って外に出るという。また、墓参りのたびに、この竹の穴から水を注ぎ込む。仏がその音を聞いているとも、仏がその水で喉を潤すともいう。
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ホトケサマ
1965年 宮崎県
盆の13日の晩には仏様が来るので、家の入口から仏壇に通じる戸をすべて、少し開けておく。この仏は夜中に帰っていく。
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カマガミサマ
1974年 宮城県
カマ神様を洗ったら、なぜ洗ったのかと夢枕に立った。カマ神様は洗ってはいけない。
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タライ,トリ,シタイ
1979年 徳島県
昔、井上神社の近くの渕で、つづらを持った19歳の男性が悪者に襲われて渕に落ちて死んだ。死体が上がらなかったため、たらいと鶏を使って探した。鶏が鳴き、たらいが回った場所に死体があった。
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