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検索対象事例

オクリオオカミ
1995年 島根県
月夜の晩、日原からの帰りに、孟宗藪のところを通ると、上の山で何やらかさかさ言って何かが付いてくるが姿は何も見えず、しばらくすると音はやむ。人に話すと、それは送り狼だろうと言う。狼は、足を洗うたらいの音を聞くと、家に入ったと安心して帰るものだという。

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オクリオオカミ
1957年 和歌山県
送り狼に送られた時は、足を洗った水を置いておくと狼はそれを飲んで帰るという。
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ユウレイ
1988年 長野県
幽霊とは、姿は見えず、音だけがするものである。
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イシ
1976年 鹿児島県
宿り小屋の上の山から大きな石が転がってきて足元まで落ちる音がする。通るので待ってくれるよう頼んでもやまないので走りすぎたが、音だけして石は落ちていなかった。
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ソウシキ
1939年 長野県
葬式から帰ってきたら、家の入り口で塩で手を清め、たらいで足を洗って家に入る。この時、足と足をこすって手を使わずに洗うため、平常は足と足をこすって洗うことを忌むという。
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オクリオオカミ
1987年 岐阜県
寺尾ヶ原の山道には送り狼が出た。人間が倒れたら取って食おうと思って後から付いてくる。話者の祖父がつけられて家まで帰り、馬をつないで足を洗った水を捨てようと表に出たらまだ狼がいた。お礼を言われるまでは帰らない。
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オオカミ,オオサン
1981年 和歌山県
1964年ごろのこと。お婆さんが月夜に柿の木峠を通ったら、岩の上に狼がいた。荷物を置いて小便の真似をしたり風呂敷包みをほどいたり結んだりしていたら、パシャッと音を出して狼は姿を消した。お婆さんは豪胆な人だったので、その岩の前を通って帰った。狼は一度音を出したら他の獣のような逃げる音は出さない。
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オオカミ,(ゾクシン)
1939年 和歌山県
狼が人の家までついてきたときには、何もやらずに帰してはいけない。塩をやれば喜んで帰る。いじめると仇をする。送り狼である。
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(シシャ)
1973年 富山県
杵の音を聞くと死者が安心するので、人が死ぬと空臼をつく。
類似事例

(シシャ)
1973年 富山県
杵の音を聞くと死者が安心するので、人が死ぬと空臼をつく。
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(シシャ)
1973年 富山県
杵の音を聞くと死者が安心するので、人が死ぬと空臼をつく。
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オクリオオカミ
1981年 和歌山県
死人を連れて通ると、送り狼がついてくるが、人に姿を見せることはない。
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ヨスズメ,オクリオオカミ
1976年 和歌山県
夜、山道を歩いていると、狼が後をついて来ることがある。これを送り狼という。ヨスズメと言って夜道を歩いているとチンチンと雀がついて来るような音が聞こえることがある。これを送り狼の音だと言う人もいる。
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アズキアライ,キツネ
1989年 長野県
アズキアライというものがいた。きつねの仕業だとも言う。ある場所の前を通ると、ザクザクザクと小豆を洗うような音がするが、行ってみると何もいないという。
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ヒトダマ
1990年 山梨県
日原やさくという芹沢出身の法印は天科に姪がいて、そこで寝ていたが昭和18、9年に亡くなった。日原きぬ子は、その夕暮れ、日原政重家と日原福重家の間の屋根にポカッとお月さんくらいの人魂を見た。声を上げるとお婆さんが何事かと飛び出してきて、その浮いていたのがポカッとまた消えた。後で聞くと、それはちょうど亡くなった時間だった。信者の家へお別れに来たのだろう。小姑さんと日原きぬ子だけが見た。
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キツネ
1983年 東京都
油揚げを背負って歩いていると、目に見えない何かがあとになり先になりする。あまりにこわいので途中の家に泊まって、迎えの2人と合流し、それでやっと安心して帰ってきた。キツネらしい。
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タヌキ
1981年 長野県 
泊り込みで炭焼きをしていると、夜中に木を切る音、木が倒れる音がする。出て見ても何もない。小豆を洗うようなザラザラという音もする。タヌキの仕業。
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ヒハラヤサク
1990年 山梨県
日原やさくは、日原福重氏に召集令状がくることや、戦争に敗けることを言った。
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オクリオオカミ
1937年 和歌山県
送り狼は人の後に付いて来て、人が転べば食い付き、小便をすればそれを嘗めるので難を逃れるいう。小便を嘗めに家の背戸口へやって来た狼へ、家人が弓の弦を弾いたところ、その音で逃げたことがあった。また、隊を成した狼は、墓場を荒らすとも言われる。
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オクリオオカミ
1983年 山梨県
昔は村を出て次の村へ入るまでの間に送り狼というのがついて来た。送り狼につかれたら懐手をしてはいけない。転んだら「下駄の鼻緒が切れた」という。それは、油断したと思って狼が襲ってくるからである。
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テングサンノイッポンダイコ
1988年 富山県
天狗の一本太鼓の音は、一般の音とは何か違う。
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オクリオオカミ
1940年 新潟県
送り狼には礼を言って家に入り、小豆飯を炊いてやるという。
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