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検索対象事例

ナルセガワノカッパ
1956年 宮城県
明治の頃までは,主として夏の夜などに,鳴瀬川で河童が泳ぐのを見た人が3,4人はいた。

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タイヨウ
1965年 宮崎県
明治の半ば頃、太陽が3つあがるのを見た人が3人もいる。旧暦2月4日の薄雲の朝であった。3人とも違う場所から見た。ヒノエウマの年のヒノエウマの日であったとも言う。
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ブラ,ヒノタマ
1962年 千葉県
夜、田に行くと、地面から3、4間のところを、赤い火の玉がふらふら浮かんでいるのをよく見るという。
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カッパ
1928年 島根県
河童は人を誑かすというので、明治31,2年頃までは婦女子は日暮れに一人出歩くことが出来なかった。河童は頭の皿に1杯の水だけがあればどこにでも住む。
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メドチ
1980年 青森県
川の側の人は川で泳いでもメドチに尻を抜かれない。山の人が泳ぐとやられる。
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カッパ,カボソ
1970年 香川県
夏祭りが終わらないと海で泳ぐことができなかった。それより前に泳ぐとカッパ(カボソとも言う。)に尻を抜かれると言う。
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カッパ
1999年 佐賀県
河童が海から丘に上がったのを見た人がいる。
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カッパ
1935年 長崎県
6月29日、河童が出ないので泳いでも良いとか、一方で河童がシリゴを99取りましたと、龍宮に報告に行くので、午前中は河童が留守なので泳いでもいいが、午後は駄目だという。
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カッパ
1983年 千葉県
川の深いところで泳いだり遊んだりしていると河童が出てきて悪さをする。
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カッパ
1977年 秋田県
子どもが深い川で泳ぐと、河童に呼ばれて溺れるという。
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キツネノヨメイリ
1998年 奈良県
正月の晦か大晦かの夜、香具山の麓の辺りで狐の嫁入りがあるというので、村人たち4・5人で見に行ったことがある。丑三つ時の頃になったら、パッとついた火が3分か4分ぐらい飛び、パッと消えた。
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カッパ
1977年 茨城県
母に盆には岩淵に行くと河童にとられると言われた。実際に、体は小さいが足の長い河童と呼ばれる水虫が、夏の夕べに淵を泳いでいたのを見ている。海にひかれるという言い方もするが、それは波にさらわれて死んでしまうと言う意味以上のものがあるのだろう。
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イヌ,ナガナキ
1995年 島根県
近年、犬が長鳴きをするのでよこやで見てもらうと、人が3人死ぬ知らせであるということだった。果たして、短い間に3人死んだ。
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ツチノコ
1977年 和歌山県
夏に、柴刈りに行って兎が跳んでくるのかと思ったらつちのこだったという話がある。これを見た人は、2・3人寝込んでしまったという。
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ガラッパドン,ガラッパ
1982年 鹿児島県
昭和46年7月、牛が原因不明で突然死んだ。後日ある人が牧場に河童がいたのを見たといった。集まった人の意見は牛の汚物が河童の住処に流れ込んだので祟られたのだろうということになった。
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テング
1933年 長野県
森林を刈りに行った人の中に、3人も4人も天狗にさらわれた者がいた。そのたびに村中の大騒ぎになり、探しても3‐5日は見つからなかった。そのうち抜けたような顔つきをして帰ってきた。
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カアパ
1961年 岩手県
流れた一本橋の上に小さな子供みたいなのが2・3匹で遊んでいたという。かあぱ(河童)ではないかという。3・4才の人間位の大きさで裸だったという、鱒をとりに行って気持ち悪くなったという人もいる。
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カッパ
1937年 鹿児島県
明治34,5年の事。接骨師が夜水浴びしていると河童に足を掴まれたので、その手を切って持って帰った。毎晩とりに来たが返さなかった。7日目の晩、河童が泣きながら7日を過ぎると付かなくなるというので返した。翌朝骨接ぎ法の書物が置いてあった。
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レイ,ヒノタマ,ヒトダマ,ヒカリダマ
1983年 群馬県
火の玉や人魂や光玉は青い。これらが出るのを「霊が飛んだ」という。人が死んだ夜に、3人がかりで抱えるほど大きな光玉が道を転がっていくのを見た人がいる。人に会ったり人が近付くと消える。
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ハチマンジンジャ
1932年 兵庫県
大浜海岸にある八幡神社の見通しで泳ぐと、神様の怒りに触れ変事が起こるという。他国の人は平気でここで泳ぎ、毎年1人か2人溺死者が出るが、いつもこの見通しの所である。裸で八幡神社の前で泳ぐのは不敬に当たるという事からこう伝えられているのかもしれない。
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(ゾクシン),エンコ,カッパ
1935年 山口県
6月17日の宮島様の晩は、エンコ(カッパ)は宮島様に参っているので泳いでも引かれないという。またこの晩に泳ぐと夏病をしないという。
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オオカミ
1936年 秋田県
狼の寄れぬ法として、「三峯さん」と3回唱えればよいと、明治14年4月4日に筆録された秘事に書かれている。
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