ハナヤマ,オンタケサン,シャクナゲ 1956年 宮城県 石楠花の大群落が開花すると、御嶽山の全山を彩るため地名となった。掘り取る者がいると、御嶽山の神は石楠花を惜しむので、山が荒れる。
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(オンナノウシオニ) 1979年 東京都 浅草駒形の門前より女の牛鬼が走り出たという。
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レイコン 1984年 愛知県 死ぬと行者の霊魂は御嶽に帰る。
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ハリミズオタケ 2001年 沖縄県 漲水御嶽には女性神が降り神々と島作りをしたという神話がある。
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キツネ 1995年 愛知県 狐が人に憑いて病気が治らないときは、御嶽行者に行をしてもらった。
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タイマサン 1956年 宮城県 御崎の北の丘。美しい花の咲く桃が多い。神があまりに花を惜しむので、実が落ちて育たないという。
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ウタキノカミ 1986年 沖縄県 御嶽の神は祖霊神・島立神、島守神の系列とニライ・カナイ神、航海守護神に関係する系列に二分することができる。祖霊神系御嶽は村落の立地する斜面の最高部か山の中腹部にあり、ニライ・カナイ系御嶽は海を広く見渡せる山頂・岬端上・浜辺、村落の小島などに設けられている。
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コマガタイワ 1987年 長野県 昔,滝の沢の山道を,まだ小さい兄妹が馬でやってきた。霧の深い日で一寸先も見えず,まず兄が,次いで妹が谷底に転落した。谷は高さ数十メートルもあり,落ちればまず助からない。しかし,しばらくして村の者が白い馬に抱かれるように気を失っている妹を見つけた。妹には怪我一つなかった。妹は駒形(馬の形)が岩に刻まれていたと聞き,信心深い兄が身代わりになって命を助けてくれたのだと言った。兄妹は名のある土豪だったが父が防人に召されている間に手代に家や土地を奪われ,父を探す旅をしていたのだという。丁度この時武人が通りがかり,騒ぎを知って女にあった。武人は父であった。父はその後村人と協力し村のために尽くした。村の発展は駒形岩のおかげだと,今も駒形神社で祭りが行われている。
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(ゾクシン) 1982年 新潟県 花に関する俗信。桐の花が咲くとイカがとれる。アヅキの花が咲くとマスがとれるなど。
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アクシンサマ,(ツキモノ) 1989年 長野県 悪神様が人に憑くことがあるという。離すときは、御嶽教の人に祈とうしてもらったという。
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タタリ,(ゾクシン),(キトウシ) 1988年 長野県 祈とう師のことを御嶽様と呼ぶ。病気や障り・祟りがあるときに願ってもらうという。
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ソーレンバナ 1939年 鳥取県 曼珠沙花をソーレン花と呼ぶが、長病の者が寂滅するのはこの花が咲く頃だといわれている。
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シシャノレイ,(ツキモノ) 1989年 長野県 死者の霊が人に憑くことがあるという。離すときは、御嶽教の人に祈とうしてもらったという。
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キツネ,(ツキモノ) 1989年 長野県 キツネが人に憑くことがあるという。離すときは、黒川の御嶽講を頼んで祈とうしてもらったという。
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(ゾクシン),ウドンゲノハナ 1935年 栃木県 うどんげの花が咲くと、人が死ぬという。
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(ゾクシン),ウドンゲノハナ 1933年 栃木県 うどんげの花が白く咲くのは盗難、黒く咲くのは死去、赤く咲くのは幸福の前兆。
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オノウ,ミタケサン 1985年 山梨県 氏神さんである御嶽さんの拝殿の前へ神様がいっぱいでてきて笛を吹いたり踊ったりするのを見た人がいる。
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シラヌヒト 1936年 山口県 村の子供が溺れ死んだので、ミコに見てもらったら、水の所に美しい花が咲いていて、それを取ろうとして落ちたのだと言った。また、子供がいなくなって探していると、山の中にいた。聞いてみると、知らぬ人が来い来いと言って連れていったのだという。
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ウマ 1975年 福島県 八大神様の石の水抜けで生まれた馬が、フネイシの水を飲んで大きくなって天に登った。その馬が残した蹄の跡があるので、地名が駒形になった。
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ウドンゲ 1956年 宮城県 ウドンゲの花が咲くと不吉などと言う。
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チノカミ 1991年 静岡県 不幸が続いたので御嶽行者にみてもらったら、地の神の向きが悪いといわれ、茶畑から屋敷の北西に移したら不幸はなくなった。
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