サカサバシラ 1958年 岐阜県 家の柱が逆柱だと、夜になると泣く。
類似事例 |
|
サカサバシラ,タタリ,(ゾクシン) 1915年 宮城県 逆さ柱は祟るといわれている。
類似事例 |
|
イタチ,ヒ,(ゾクシン) 1916年 滋賀県 夜に鼬が鳴くと火が早いといい、大黒柱に水をかけるとよいという。
類似事例 |
|
(サカバシラ) 1979年 逆柱のある家は家鳴りがするという。
類似事例 |
|
サカバシラ,ヤナリ,(ゾクシン) 1916年 岐阜県 逆柱をたてると家鳴がするという。
類似事例 |
|
ヤマ,ワザワイ,(ゾクシン) 1915年 徳島県 果てる二十日(12月20日)に山へ行くと禍があるといわれている。
類似事例 |
|
ハシラノヨナキ,サカサバシラ 1990年 長野県 柱が夜泣きするという。昼間はそうでないが、夜になると泣くという。木の根が上になって逆さに立てた柱が夜泣きする。
類似事例 |
|
サカギバシラ 1969年 逆木柱の祟りで家の主人が死んだ。
類似事例 |
|
サカバシラ 1995年 滋賀県 逆柱は木の本と末を逆さにしてたてた柱のことを言う。小さい頃、長浜市内におばけ屋敷と呼ばれる無人の屋敷があった。ある時勇気ある若者が肝だめしにその家に泊まったが、夜中にミシミシ音がして恐ろしくなって逃げ帰ったという。この家は逆柱の家だったという。また筆者の旧宅にも逆柱が使われており、夜にバシー、バシーと音がして気持ち悪かったと母が話していた。
類似事例 |
|
イタチ 1940年 徳島県 阿波の俗信。夜にイタチが鳴くと、火が高ぶるといって大黒柱に水を掛けるという。
類似事例 |
|
キツネ 1959年 鳥取県 キツネモチの家には細い狐も住んでいる。この狐は迷信でなく、若い頃妻の出産が迫った時に寝ていると、細い狐がたくさん出て枕元の菓子を食べた。追おうとしたが声が出なかった。
類似事例 |
|
ザシキワラシ 1977年 青森県 細川家の以前の屋敷には、ザシキワラシが根本から出てくると言われた大きな四方柱があった。この柱を削って飲ませると子どもの夜泣きに効くと言われた。
類似事例 |
|
キツネ 1972年 千葉県 鼠坂は細い山道で、よく狐が化かして、通る人は買ってきたものをとられた。
類似事例 |
|
アキバサマ,テング 1942年 新潟県 柱が急に倒れて転がっていったので、爺さんが追いかけた。途中、柱に踏まれて谷に落ちそうになったが、途中の木に引っかかって助かった。秋葉様(天狗)に助けられたといわれている。
類似事例 |
|
キジン 1954年 岩手県 雉が歳を経ると鬼人になる、あるいは巨鳥になって人に禍す。
類似事例 |
|
キツネ 1995年 愛知県 犬山から今井に来る細い道で、峠をぐるぐる歩き回らされてしまう。狐の仕業。
類似事例 |
|
ヤマイヌ 1991年 静岡県 山犬は、人が木に登って逃れると、犬柱を作って追ってくるという。
類似事例 |
|
アナ 1936年 島根県 泰林寺の大黒柱の跡にたまった雨水をつけると疣が落ちる。
類似事例 |
|
ヌマノヌシ,ウツクシイオンナ 1991年 新潟県 沼の主が美女になり台所から3本の柱を取って持っていった。翌日沼がぬける時、短刀をこの柱に打つと、それがとまった。
類似事例 |
|
キツネ 1937年 鳥取県 精神異常は狐の禍による。そのため狐の好む油揚、赤飯を供えれば全快するという。
類似事例 |
|
ロクサン,ロクサンヨケ 1938年 福島県 ロクサン除けは通り神に遭って禍を受けたときの咒であると言っている。
類似事例 |
|