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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カミサマ,ハチマンサマ
2001年 青森県
網を積んだまま止めていたある漁夫の船が、5分ほどの内になくなってしまった。神様に伺ってみたところ、船は八幡様が満州へ渡る為に借りていったということであった。

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フナダマサマ
1964年 福島県
船玉様は女の神様だといわれている。
類似事例

ユウレイセン
1964年 高知県
普段は行き会うことのない所で行き会った船が、幽霊船である。この船に会った人は多く、船の下半分がなかったという話や、杓を借りて船を沈める話、そして船の下が光るといった話を聞いた。
類似事例

フネ
1990年 沖縄県
人が死ぬ前には「船が来る、船が来る」という。
類似事例

(ゾクシン)
1942年 不明
漁夫が、水死人を大切にあつかい、必ず船に積んで帰って、手厚く葬ると大漁になるという。
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エンコウ
1939年 島根県
えんこうは海にもいる。漁夫が沖で釣りをしていたら、えんこうが現れた。漁夫は糸目算に船を漕いで逃げ帰り、汀に乗り上げてから後ろを見るとえんこうがついて来ている。漁夫は家に帰り、翌朝汀に行ってみると、船が木っ端微塵に砕けていた。
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フナユウレイ,ウミボウズ,イソオンナ
1932年 長崎県
幽霊船や海坊主は柄杓を貸せという。そこを抜いて貸さないと船に水を注がれて沈められる。船幽霊は決して艫からは船へ上がってこない。船玉様がともの方を向いているからだという。磯女は乳から上が人間で下は幽霊のように流れていて、やはり船を襲う。
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ハクイノヒト
1976年 愛媛県
串浦社の神木を切ろうとしたところ白衣の人が400人ほど現れ止めようとした。しかし切って船に積んだら、この400人もそのまま船に乗り船を沈めたので人夫たちは溺れ死んだ。
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モウレイ
1982年 宮城県
モウレイは人間の姿ではなく、島や船になって出る。ぶつかると思って船を止めると、その影は消えている。
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フネ
1990年 高知県
おばあさんが死ぬときに「船が来る、船が来る」と言った。「どんな船」と聞くと「きれいな船」と言った。そして、「ああきれい」と言って息をひきとった。
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キツネ
1989年 宮城県
高帽をかぶった男が船に乗せてくれと言った。船に乗った男は浪花節を歌った。男が船から陸に上がったら狐になって跳ねていった。気がつくと船にあった鱧がなくなっていた。
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ボウレイセン,フナモウレン
1937年 和歌山県
流れ仏が出たときには天気の悪い夜に、死んだ人が乗っていた船が亡霊船になって現れる。これを本物の船と見間違えると難船するといわれているが、よく見れば間違う事はない。強風のときに自分の船の反対方向から帆が走ってきて、それが船の前を横切ったらそれが亡霊船であるといわれている。
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ヘビアナ
1941年 福井県
蛇穴の沖まで来ると急に船が動かなくなった。きれいな女が出てきて、船の上に立っていたので、刀で切りかかると女は船を放した。すると船は走り出した。
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(ゾクシン)
1976年
船を借りる時、浜の砂に「賦」の字を3つ書き、そのまま消して船を見る。船の影が水中に映る船は無事であり、影が無い時は必ず風波の難に逢う
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ユウ,フナユウ
1964年 鹿児島県
木が倒れる音を聞いた者がいた。皆信じなかったが、翌日行ってみると本当に倒れていた。山の神様がやってきたと言われた。また船が別の船と衝突したかと思うと、相手の船が消えたと言う話もある。
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アクギョ
1980年
加賀国にいる井筒屋勘六という者が、ある時に船で海を渡ることがあったが、途中船が動かなくなった。船頭は悪魚の背中に乗ってしまい、やがて船を引っくり返して人々を食うだろうと嘆き、こういうことはまれにあることだと言う。
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フナユウレイ
1936年 大阪府
昔、船幽霊がよく出た。暗夜なのに帆がはっきりと見えて、嵐の吹いた方に船が進んでいく。船からは人の話し声がした。
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フナダマサマ
1978年 広島県
船の者は船の上では下駄をはいてはいけない。履くと船玉さまがたたる。
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カッパ
1928年 島根県
2度ばかり漁夫の網に河童がかかったことがある。漁夫はいつも河童に酒を飲ませて海に放した。河童が来ると漁労が多いからだという。
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モウレン,ユウレイセン
1982年 宮城県
モウレンとは幽霊船のこと。海で機関が故障して困っていたところに、船影が見えた。喜んで乗ろうとしたが、「その船に乗ると死ぬぞ」と止められた。その船はモウレンだった。
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リュウグウ
1974年 静岡県
遠州天竜川を渡る為に鹿島村の船に乗っていた平野六太夫は、河の途中で船が動かなくなったので自ら飛び込んだところ、船は再び動いたという。周りの者は悲しんだが、三回忌の頃に帰ってきた。彼が言うには、船から落ちて竜宮界に行ってきたが、1日ぐらいだと思っていると3年も経っていたという。また竜宮の事を語るなと言われていたのに話してしまったためか、六太夫の子供は兄弟とも言葉がしゃべられなかった。
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シニン
1973年 富山県
沖で死人を見つけて船に積んできたら三日後に大漁になった。
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