タタリ 1977年 秋田県 体の具合が悪くて医者に見てもらってもよくならないとき、神のたたりといわれることがある。
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ハチマンサマ 1968年 佐賀県 (字)八床では、岡部姓が全戸で八幡様を祀っている。大正年間に今、八幡様の建っている所から石が出て来て、ある人がその石を鍬で叩いたら目が悪くなった。法印に見てもらったところ、八幡様だというので生目八幡様として祀ったという。
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カミサマノハカゼ 2001年 青森県 祖母が畠で仕事をしていたところ、急に気持ちが悪くなり、それから1ヶ月も起き上がれなかった。占いをしてもらったところ、神様のハカゼだと言われた。
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イタコ,トリコ 1929年 岩手県 弱い子供ならば、イタコのトリコにする。名付けてもらい、祈祷もしてもらう。丈夫に成人すればもらい返してもらう。この時イタコから、男なら本か帯、女なら人形などがもらえる。
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ニジュウサンヤサマ,ツキマチシンコウ,ニジュウサンヤコウ,ニジュウサンヤトッコウ 2001年 青森県 田子町山口では、飲食しながら月の出を待って農作物の吉凶を占う。二十三夜様をお産の神とするところもあるが、これは、祭日を同じくする子安信仰と結びついたのではないかと考えられる。中には、日待ち、月待ちの関係から、庚申様との結びつきが見られる場合もある。以上から、二十三夜様の世の中占いは、各家ごとの行事となっている。
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ハチマンサマノタタリ 1990年 秋田県 筏にある八幡様の祀りかたが悪くて体が悪くなった。
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シノヨチョウ(ゾクシン) 1975年 静岡県 柿の木から落ちると、三年経って死ぬ。
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ツキ,サンゾンノミエイ 1937年 秋田県 二十三夜に月が三尊の姿になった。
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カワミサキ,カワコ 1966年 山口県 川漁をする人が川で具合が悪くなるとカワミサキに逢ったという。仏様のママをいただくと、カワミサキやカワコには逢わないそうである。
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ゼンコクノカミサマ 1964年 秋田県 現在堀之内に住んでいるAという人は石を占いの道具にしているのでイシガミサマともいう。医者の見離した病気の原因や、行方不明者の生死など、困ったときに占ってもらう。漬物石のような石を持って何か唱えごとをすると、その石が急に軽くなってとびはねるようにもちあがる。占うときには全国の神様を呼び集めて、その神様が名乗るので、してもらいたいことや人の運命をカミサマの口を借りてしゃべる。
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ヤマノカミサマ,テング 1985年 福島県 毎年、元旦・2月17日・10月17日は山の神が里にお出ましになる日だという。山の神は男性で天狗であるという。この日には山で仕事をしている人々が親分の家に集まって餅を搗いてお酒を飲んだ。この日は山に入って災難にあったら山の神様のおとがめがあったという。
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ミサキ 1966年 山口県 ミサキは目に見えず、知らずに逢うと寒気がしたり熱が出たりする。これを「ミサキに逢った」という。その時は家に入る前に蓑でさびてもらうと良い。箕の中にオカマ様の御幣や飾り、ごみ、金物を入れたりもする。もしくは、オカマサマの花立の水をなめるとよい。大抵は太夫様、坊様に拝んでもらうようだ。
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カミガミノトシトリ 2001年 青森県 12日は山の神、15日は八幡様、16日はノウガミ様、17日は観音様、19日はお蒼前様、20日は疫病神様、23日は子安様とお地蔵様の、25日の天神様のトシトリである。
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ヤマイヌ 1936年 岐阜県 人間の骨を喉に詰まらせ苦しんでいた山犬が八幡様にすがる。八幡様は今後村人に危害を加えないことと引き換えに助けてやる。それを聞いた村人たちは八幡様に山犬を狛犬として奉納した。
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(カンノンノタタリ) 1999年 長野県 昔、山塚の観音様を平岡の人が担いで動かしたら、気分が悪くなった。それで恐ろしくなり元の場所に戻したという。
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アブラボン 1934年 京都府 夏の夜に飛ぶ燐火(おにび)を「油坊」と呼ぶ。
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オイヌサマ 1995年 埼玉県 三峰のお犬様を借りるのに「正体を見せてくれ」といったら、鳥居のところにお犬様が二匹いたので、こわくなって帰れなくなり、謝ってまた姿を隠してもらった。
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ジュウニサマ,ヤマノカミ 1982年 新潟県 十二様は山の安全を守ってくれる山の神で男性とされている。また、豊作を祈る神様でもある。2月12日は十二講の日だが、この日十二様が山から下り、秋に稲刈りが終わると山に帰るといわれている。
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キンケイ 1990年 山形県 夜、突然気分が悪くなった時は「悪気さん、キンケイつれてくっから、行ってけろ」と言うと気分が良くなる。キンケイというのは、星の中に住むという想像上の鶏のことである。
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(ゾクシン) 1984年 新潟県 沖へ出て気分が悪くなると魚をすくうタモを被せるという。
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イヌサマ 1956年 群馬県 犬様も家の中にやって来る。「犬様に逢いたい」と言うと来て、炉のそばなどにすわっているのを見た人がいる。
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