国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

オダケマイリ,ハチマンダケ,カブラヤ,ハチマンダイミョウジン
2001年 青森県
延元3(1338)年、春、東南方から一条の光りがたなびいてそれが夜な夜な光り輝くので、西野孫左衛門が登って確かめ、一本の鏑矢を発見して持ち帰った。すると、その子孫四郎が託宣を得、岳の頂上に祀って、雄岳の名を八幡岳と改めたのだと言う。

類似事例(機械学習検索)

ダイジャ
1971年 福島県
常豊村に孫四郎淵がある。孫四郎という人が葛藤の根を掘りに行って、遅くなったので淵のそばで寝ていると、大蛇が来て孫四郎をのもうとしたが、刀がひとりでに抜けて蛇と闘った。偶然それを人が見かけ、孫四郎にその刀を売ってくれるように頼んだ。その刀を売ってしまった孫四郎は、翌日は蛇に対抗できず、のまれてしまった。
類似事例

(ゴウリキノオトコ)
1977年 和歌山県
十丈に悪四郎という二十人力の男がいた。毛むくじゃらで、人間かどうかよく分からなかった。悪四郎は力の神である。力を授けて欲しいときは、悪四郎の宮で、五人分の力が欲しいときは一荷の木を一日ずつ五日間、悪四郎の宮に置いてくるという。帰るときは、力が授かっているかどうか確かめるために五荷の木を一度に持ってみるという。
類似事例

テング
1932年 鳥取県
鳥取の魔尼山には天狗が住んでいた。大工町の西野という家の一人息子が行者風の男にさらわれた。7年ほど後、西野の妻の夢に息子が現われ、天狗のもとで修行中で、披露式の為に屋根に野菜と強飯を用意するように告げた。その通りすると、夜中に風と共に話し声がして静かになった。何十年か後、西野家羽団扇が届けられ、我子の形見かと思った。そして西野家は大火でも焼け残った。
類似事例

テンドウダケ
1934年 佐賀県
天道岳の峰の巨木が立ち枯れていたので数軒の人が切り倒して家具を作ったら、まもなくその家々は火事になった。また、天道岳頂上の草を切っていたら、箕ほどのガマが起こっていたので平身低頭して謝ったが、その人は後に病気になり死んだ。1人で登山をすると必ず行方不明になった。
類似事例

ホクトシン,ユメ,オツゲ
1975年 愛知県
永禄5年3月4日夜、宝積院開基の春岳和尚と村人久兵衛が寺の裏山に明星2星があらわれて「われ北斗神なり、ここに一軒の寺を建立してくれ」という夢のお告げをうけた。揃って裏山へ登ってみると白紙のお札が降っていた。それを寺へ安置して高野御前の社を建立した。96年後明暦4年春にまた住職が夢のお告げを受け、それに従い種池を掃除して改めみた処、土中から蛭子様と大黒様の姿石が現れたので、高野御前の社へ納めた。
類似事例

ヤマヒト
1993年 秋田県
田代岳に行って帰ってこなかった人がいたが、山人になって鬼の体になっていた。
類似事例

テング
1988年 奈良県
長谷寺の英岳大僧正が小僧のとき、夜勉学をしていると天狗がいたずらをして燈籠の火を消し、油皿をひっくり返した。英岳は「能化(管長)になって天狗の住む杉を切り払ってやるぞ」と発奮し、能化になった。英岳は伽藍再建のために杉の木をみな切ったが、自分が発奮したのも天狗のいたずらのおかげだと言って、1本だけ残した。それが今の天狗杉。
類似事例

(コクウン),(クロクモ)
1982年
延宝2年2月26日夜、幅1丈ほどの黒雲が東から西へたなびいた。その形は橋のようであった。諸国ともにおなじだった。
類似事例

オバガミネノイッポンアシ
1991年 奈良県
12月20日には、一本足が出てくるので、伯母峰峠を越すなと言われている。一本足は昔二本足だった。退治しようとした豪傑が片足を切ったので、足が一本になったのだという。
類似事例

ヌータラボー
1978年 山梨県
駒が岳にくぼみがいくつか点々とある。それはヌータセボーの足跡と言われている。
類似事例

ドウケツノヌシ,ウバガタケミョウジン
1985年 大分県
里の娘のところに、夜に男が通った。姥の作で裾に針を刺しだどっていくと、岳の洞穴についた。男は洞穴の主であり、嫗岳明神であった。娘の産んだ男子は成長して大神氏の祖となったという。
類似事例

ヒキウス,オンナ,ヌマノヌシ
1929年 岩手県
昔、遠野の孫四郎が閉伊川の腹帯ノ淵のほとりを通ると、淵の中から一人の若い女が出てきて、一封の手紙を差し出し物見山の沼の主まで届けてくれるように頼んだ。途中で旅の六部が手紙をよいように書替えてくれ、それを相手に渡すと小さい石の臼をくれた。それに米粒を入れて廻すと黄金の粒が出た。孫四郎はその臼で長者になったが、女房が欲を出して、臼は無くなった。
類似事例

ヤマノカミノバツ
1922年 京都府
例年1月15日は山の神様が柴の種をまく日であるから山へ登ってはいけないとされてきた。しかし40年ほど前、孫助という変わり者がその日に山へ登り、行方不明になった。翌年の夏、滝壷で孫助の衣類が発見されたが死体は見つからない。
類似事例

ノヅチ
1965年 岐阜県
孫助さんによると、青光りして太さ四寸長さ二尺ぐらいだった。
類似事例

ヤマヒト
1993年 秋田県
ひとりで田代岳に登った人が行方不明になる。田代岳の神様になったと言われる。いなくなって何年もしてから、田代岳でこの人に出会った人がいるらしい。
類似事例

(キツネノタタリ)
1982年 山形県
斎藤八蔵家では、ご先祖様が狩人で、ある日、朝日岳で狐を撃ったところ、祟られて病死したために、稲荷を祀っている。
類似事例

ヒカリダマ
1974年 栃木県
人が亡くなる3日前に光り玉が飛んで落ちた。山鳥の尾が光るのだとも言う。
類似事例

ヒノタマ,ヒカルモノ,イケルカミ
1974年 京都府・三重県
明和7年7月18日夜戌3時に西から火の玉が現れ北東へ飛んだ。ある人は北野の方から現れ室町一条に落ちたといい、又堀川二条から寺町東に飛んだという人もある。伊勢の菰野や桑名で見た人もいる。
類似事例

シンランショウニンノエイゾウ
1955年 岡山県
親鸞上人が流罪になったとき自らの姿を自書したものが摂州乗願寺にあり、その鏤版を勘四郎というものが受けて持仏堂に安置していた。勘四郎の子も勘四郎であったが不信心な者であった。ある時持仏堂の扉を開くと表具裏打のまま上人の影像が抜け出て無かった。その頃から勘四郎の家は振動し、天井から砂石が降るなどした。信心者の藤五郎がやってきたときには怪異は起こらなかった。ついに勘四郎は仏門に入り、怪異は起こらなくなった。天明7、8年のことという。
類似事例

テング
1968年 福井県
東俣の段の岳という山には天狗がいるので、この山の木を伐ったものは家が火事になるといわれている。
類似事例

ヒョスボ
1935年 宮崎県
河童のことを南方ではヒョスボという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内