キツネ 1982年 宮城県 菓子を買って帰る途中、桑畑で狐がその人の子どもに化けて菓子をねだった。家に帰ると、柄杓しか持っていなかった。
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ゴコク 1976年 三重県 元禄5年7月、島ヶ原村に五穀が降った。
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トシガミ,クワガミ 1977年 神奈川県 1月1日には、年神や桑神などに雑煮を供える。
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ツキ,サンゾンノミエイ 1937年 秋田県 二十三夜に月が三尊の姿になった。
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テング 1929年 岩手県 陸中一戸の家に天狗が通ってくるという噂があった。一つの部屋に供えていた菓子の量が減っていくので、天狗が食べているのだということになった。しかし天狗の姿を見た者はおらず、三日に一度の割合で現れているといわれていた。
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ヤマノカミ,タノカミ 1961年 新潟県 山の神が山から下りて田の神となる3月16日の前の晩に、大きな団子を16個作って夷棚に供える。
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キツネ 1933年 『日本霊異記』によると、一匹の狐がまんまとある男の妻になりすましていたが、犬に吠えられて正体をあらわし、逃げ出したという。
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ショウトクタイシ 2002年 石川県 大正15年2月、聖徳太子さんの石碑にお太子さんの姿が出現して評判になった。その年の4、5月には越中、能登、金沢から参詣に来る人もいた。
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タノカミサマ 1982年 新潟県 春3月16日は「田の神祭り」で、この日、田の神様が山から下りてこられ、大きなシトギ団子を16作って恵比須棚に供える。そして、秋の11月16日も「田の神祭り」で、この日、田の神様が田圃から山へあがられ、春と同じくシトギ団子を16個、恵比寿様に供える。
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オオミミズ 1976年 兵庫県 深山には大きな蚯蚓がいて、長さは1丈にもなるという。近頃丹波国柏原遠坂村で、風雨のために山が崩れることがあった。その時大きな蚯蚓が2匹でた。1匹は1丈5尺、もう1匹は1丈9尺5分あったという。
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キツネ,クダギツネ,クダンギツネ 1915年 愛知県 狐にはクダ狐またはクダン狐という狐がいる。形が小さく、鼬のようである。
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オイヌサマ 1995年 埼玉県 三峰のお犬様のちからを疑ったら、姿をあらわしたので恐くなってお礼をお返しした。
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ムギ,アカアズキ 1976年 鳥取県 元禄13年3月、麦、赤小豆が降った。
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アカイタイヨウ,アカイツキ 1982年 享保16年4月5日、日の光が丹のように赤かった。夜になると月も同じように赤かった。
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タノカミサマ,コウサクノカミサマ 1982年 新潟県 田の神様は春3月16日に田へ下り、秋11月16日に山へ上るといって、この両日は山へも畑へも出ず、休んでボタモチ(おはぎ)を16作って神棚に供える。赤飯を炊いて供える家もあった。ここでは、田の神は耕作の神様となっており、それが常駐するのは山で、春に田へ下りて秋に山へ帰るが山の神になるとはいわない。
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サンヤサマ,ツキ 1929年 栃木県 1月23日、5月23日、そして9月23日は三夜様と言われている。この日には、月が三体になって登るとされ、三夜講が営まれる。
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キツネノヨメイリ 1988年 茨城県 昔は、夜になると狐が5匹ほど現れて、青い光を出して飛び跳ねていた。光は狐のくわえる牛の骨から出ると言う。
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キツネ 1959年 鳥取県 キツネモチの家には細い狐も住んでいる。この狐は迷信でなく、若い頃妻の出産が迫った時に寝ていると、細い狐がたくさん出て枕元の菓子を食べた。追おうとしたが声が出なかった。
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カワランベ,カッパ 1915年 岐阜県 河童をカワランベと呼ぶ。12・3歳くらいの子供に化けて人家から子供を誘い出して川で共に泳ぎ、尻のこを抜き取って水死させてしまう。1匹のカワランベは6月16日までに16の尻のこを水神に献上しなければならない。そのため16日以前に子供が1人で泳ぎに行くことは戒められている。
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〔サンミイナリ〕 1986年 埼玉県 天海僧正が喜多院の住職をしている時、三人の子供が訪ねてきて弟子となった。ある日天海僧正が日光へ出掛け、三人が境内で掃除をしていると、師が空の上から呼んでいた。三人は追いかけてそのまま行方がわからなくなった。その後、僧正は池の中ですりこぎとすり鉢とほうきを持って死んでいる三匹の狐を見つけた。これは稲荷が狐を子供の姿に変えて自分の所につかわしたに違いないと思い、三匹の狐を手厚く葬った。これが今の三位稲荷である。
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ヤマノカミサマ,タノカミサマ 1982年 新潟県 3月16日を「田の神様」と称し、山の神様が山から下って田の神様になられる日だといい、この日は山へ入ることを禁じているが、前の晩に大きな団子を16作り、桝に入れて家の恵比須棚に供える。また、11月16日は「山の神様」の日で、田の神様が山へ帰って山の神様になる日だといい、この日も山へはいってはならない。春と同じく16の団子を前の晩に作って供える。
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